山笠ニュース & レポート YAMAKASA NEWS & REPORT

そうだ。2024年の山笠の話題は「ガンダム」だったのだ。

山笠ファンだけでなく山笠を知らないガンダムファンをも巻き込んだこの”ガンダム”山笠。
山笠の熱が落ち着いた今こそ、振り返ってみたい。
こんな事を考えるのは山笠ナビだけだし、山笠ナビにしかやらないだろう。
山笠が終わってから、今年の八番山笠を動かすために関わった4人の男たちにインタビューを行ってきた。

「なぜ『逆襲のシャア』だったのか？」
「あの手拭いはどのように作られたのか？」
「そもそもどのようにして山笠がガンダムとコラボしたのか？」
「そして、いかにしてガンダム山笠は”動いた”のか？」

このスペシャルインタビューは、今年のガンダム山笠を楽しんでくれた人たちへの
ギフト贈り物であり、リプライ回答であり、サンクス感謝である。
今年のスペシャル山笠を動かすために、奮闘した4人の男たちの想いと情熱、そして苦労をお伝えしたい。

第1回博多人形師　田中 勇 氏（前編） バンダイナムコフィルムワークスさんより「山笠っぽくしてください」って言われたんで、逆に悩みモードに入りましたね。

今年の山笠で最も話題になった「ガンダム飾り」を手掛けたのは、伝統工芸士でもある博多人形師の田中 勇氏だ。
田中師のロボLOVE度、こだわりMAX度が駄々洩れする2時間40分のロングインタビューを、前・中・後編に分けてお届けする。
まずは、どのようにこのガンダム飾りが企画され、そしてどのように人形作りがスタートしたのかを振り返ってもらった。

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第2回株式会社西宣　入江 賢 氏 “喜ばれるいい物を作らないといけない”という思いがありました

ガンダムファン垂涎のアイテムとして話題になった上川端通のガンダムの記念手拭。<ららぽーと福岡やキャナルシティ博多のガンダムベースで販売されるとSNS上で話題に。
二週間も経たず瞬く間に完売してしまった。
記念手拭の製作を担当した「株式会社 西宣」の入江賢氏に、今だからこそ話せるガンダム山笠話を聞いてみた。

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第3回博多人形師　田中 勇 氏（中編） 夢の中でもガンダムを作ってましたね

田中人形師インタビュー前編では、なぜ『逆襲のシャア』が選ばれたのかが語られた。
そして今回の中編では、いよいよ飾り製作に入っていく。
しかし、一筋縄ではいかないガンダム飾りの制作。製作の苦労はもちろん、驚愕の睡眠時間まで、余すところなく語ってもらった。

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第4回上川端商店街振興組合理事長　正木 研次 氏 八番山笠から博多や福岡市を元気に、そして全国の祭のモデルに

「走る飾り山笠」こと「八番山笠　上川端通」を奉納するのは、約400メートルのアーケード商店街「上川端商店街」だ。
780年も続く博多の伝統的な夏祭りと、45年もの絶大な人気を誇るアニメーションの”異色のコラボ”は、いかに企画され、そしていかに実現したのか。
その企画のハンドルを握ったのは、上川端商店街振興組合の理事長である正木研次氏だ。

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第5回上川端通総務　長﨑 正洋 氏 今年の山笠は記憶に残るね。これは一生忘れんやろうね。

“走る飾り山笠”こと「八番山笠 上川端通」の男達を束ね行事の統括を行うのが、流の代表であり顔でもある「総務」だ。
最も注目を浴びた今年の上川端通の飾り山を、長﨑総務はどう見ていたのか。
現場最高責任者の視点で、”ガンダム山笠”を振り返ってもらった。

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第6回博多人形師　田中 勇 氏（後編） 夢の中でもガンダムを作ってましたね

ガンダム飾りを手掛けた田中勇人形師へのロングインタビューもいよいよ最後。このインタビューシリーズも最後の最後である。
職人だけが感じる”度重なる違和感”。そして葛藤。半年間ガンダムと向き合ってきた田中師は、山笠が終わった今、この半年をどう振り返るのか。
本人の口から語られたのは、「空前絶後のこだわり」と「空前絶後のスケジュール」。そして「空前絶後のプロ意識」だった。

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