戦後に誕生した比較的新しい「流」ですが、舁き手の数も多く、統率のとれた動きで毎年存在感を発揮しています(昭和25年(1950年)に大津流が千代流と改めて参加)。
舁き山ばかりでなく、飾り山、子供山笠も持つ流で、流の区域は千代校区と重なっており、各町の子供会も情操教育の一環として積極的に山笠を支援しています。独自に子供山笠を持っているのは、この影響を多大に受けています。
水法被の背は全員白地に「千代」の二文字で統一されており、どの町の所属かを明確にするために校区を記した肩章を付けます。当番法被(長法被)も「千代」の文字をデザイン化したものを着用しています。
飾り山は、毎年再開発ビル「パピヨン24」前に建てられています。
流の正式発足時から飾り山を建てていましたが39年より一時途絶える事に。しかし千代流の悲願がかなって平成2年に復活しました。博多の中心部からやや離れているものの、その高さ、作品の出来具合とも評価は高い飾り山です。
梵語の「阿」と「吽」。古来この二文字は、宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。日本では二人の人物が呼吸を合わせて行動する事を、「阿吽の呼吸」と云う。千代流では、二人の「阿」と「吽」の神を表と見送りに飾り、そのパワーを以て流全体が「阿吽の呼吸」で力を合わせ、立派な山笠を奉納出来ます様努力します。
[人形師:川﨑修一]
福岡市営地下鉄「呉服町」「千代県庁口」より徒歩10分
西鉄バス「石堂大橋」下車より徒歩2分
福岡市営地下鉄「呉服町」より徒歩1分
西鉄バス停「呉服町」より徒歩1分
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水法被の背は、全員白地に「千代」の二文字で統一しており、どの町の所属かを明確にするために校区を記した肩章を付けています。
当番法被(長法被)は「千代」の文字をデザイン化したものを着用しています。