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流の紹介・山小屋マップ NAGARE INFO & YAMAGOYA MAP

天神一丁目

平成17年から登場した比較的新しい飾り山笠です。大丸エルガーラのアーケード「パサージュ広場」にありながらも山笠小屋で囲った本格的な造りで高さも13メートルあり、迫力満点です。
山笠終了後には太宰府の九州国立博物館にて約半年間展示され、その際は山小屋が建設されないため二面飾りから四面飾りへと大きく姿を変えます。その雄大かつ勇壮な姿は、博物館に来館した人たちも思わず足を止めて写真を撮ってしまいます。

2024年 天神一丁目

飾り山(表)

標題

大江山酒呑童子

(おおえやまのしゅてんどうじ)

時は平安。丹波国の大江山に酒呑童子という鬼が住んでいました。あちこちに出没し、京の都から金銀財宝や美しい貴族の姫君をさらっていきました。帝に討伐を命じられた源頼光は、四天王と呼ばれた渡辺綱、坂田金時らを従えて大江山へ向かいます。酒呑童子の館に山伏として潜入。道中で手に入れた、鬼が飲めば毒になるという酒「神便鬼毒酒」を飲ませ、酔いつぶれた鬼の首を取って退治したのです。こうして頼光たちは姫君を助けだし、再び都は平穏を取り戻しました。古来、鬼は災厄の象徴とも考えられてきました。人々は鬼に恐れおののきながらも闘いを続けてきました。いつの時代も自然災害や人と人、国と国との諍いが絶えることはありません。私たちは先人の経験と知恵を武器に、常に備えながら、鬼に立ち向かう。この作品におもはそんな思いが込められています。

[人形師:中村信喬]

飾り山(見送り)

標題

嗚呼壮烈岩屋城

(ああそうれついわやじょう)

戦国時代末期の1586年、大友宗麟の家臣、高橋鎮種(紹運)が守る岩屋城(現在の福岡県太宰府市)へ島津忠長、伊集院忠棟ら島津勢が5万ともいわれる大軍を率いて攻め込みます。岩屋城の戦いです。対して岩屋城に籠城したのはわずか763人でした。激戦の中、紹運は島津側からの再三にわたる降伏勧告を拒否。豊臣秀吉の援軍を待ちながら半月にわたり徹底抗戦し、自害しました。最後まで主君への忠義を貫いた紹運の壮烈な最期でした。実の父として、立花城を守る長男の立花宗茂の盾となり、武将とはかくあるべし、と息子に伝えたかったのでしょうか。人との関係や物事において義を尽くすことの尊さ。それを今こそ見つめ直したいとの思いが、作品に込められています。

[人形師:白水英章]

歴代の飾り山

  • 2024年
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山小屋の場所

最寄りの交通機関

福岡市営地下鉄「天神」より徒歩5分
西鉄バス停「天神一丁目」「天神大丸前」より徒歩1分
福岡シティループバス「天神ソラリアステージ前」より徒歩4分

天神一丁目の長法被

長法被