流の紹介・山小屋マップ NAGARE INFO & YAMAGOYA MAP

天神一丁目

平成17年から登場した比較的新しい飾り山です。大丸エルガーラのアーケード内にありながらも山笠小屋で囲った本格的な造りで高さも13メートルあり、迫力満点です。
山笠終了後には太宰府の九州国立博物館にて約半年間展示され、その際は山小屋が建設されないため二面飾りから四面飾りへと大きく姿を変えます。その雄大かつ勇壮な姿は、博物館に来館した人たちも思わず足を止めて写真を撮ってしまいます。

2022年 天神一丁目

飾り山(表)

標題

天神縁起傳

(てんじんえんぎでん)

菅原道真公は幼名を阿呼(あこ)と呼ばれた頃より学問に秀で、長じて右大臣に任ぜられ、活躍しました。ところが讒言により大宰府に左遷されます。見かねた老婆が梅の枝に刺した餅を差し入れたそうです。菅公は失意の中でも、門弟の味酒安行(みさけやすゆき)公と共に国の平安を祈り続け、天から「天満大自在天神」の尊号が届き、後に「天神さま」と崇められました。

[人形師:中村信喬]

飾り山(見送り)

標題

清涼殿落雷

(せいりょうでんらくらい)

大宰府に左遷された菅原道真公が失意の中で亡くなると、京都では左大臣藤原時平をはじめ菅公を追い落とした有力者が次々と急死しました。ある日、内裏の殿舎、清涼殿に雷が落ち、藤原清貫(ふじわらのきよつら)や平希世(たいらのまれよ)、美努忠包(みぬのただかね)らが亡くなりました。人々は菅公の怨霊と恐れ、菅公は神として祀られるようになりました。

[人形師:白水英章]

歴代の飾り山

  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • 2009年

山小屋の場所

最寄りの交通機関

福岡市営地下鉄「天神」より徒歩5分
西鉄バス停「天神一丁目」「天神大丸前」より徒歩1分
福岡シティループバス「天神コア前」より徒歩4分

天神一丁目の長法被

長法被