流の紹介・山小屋マップ NAGARE INFO & YAMAGOYA MAP

上川端通

土居流内の上川端通が独自に建てる飾り山です。「走る飾り山笠」としてお馴染みで、追い山ならし(7月12日午後)と追い山(同15日早朝)では"櫛田入り"を行います。櫛田入りは、必ず最後の八番目に櫛田入りを行います。
古来の山笠を彷彿とさせる10メートル近い飾り山の櫛田入りは、舁き山とは違った豪華さ絢爛さがあり、櫛田神社に入ってくる姿は観客の感嘆の声を集めます。
電線をくぐるため飾りの上部が伸縮するようになっていたり、櫛田入りの際にスモークを吐いたりするなどエンターテイメント性が抜群な飾り山で、通称「からくり山」とも呼ばれます。
追い山後は、上川端商店街内にある川端ぜんざい広場にて約1年間再展示され、その勇壮な姿を見上げながら、名物のぜんざいに舌鼓を打つ観光客の方々の姿が見られます。

2022年 上川端通

飾り山(表)

標題

源頼政鵺退治誉

(みなもとのよりまさぬえたいじほまれ)

近衛天皇がひどくうなされる夜が続いていた。ある夜、警護の者が、東三条の森から黒雲がわき出て清涼殿の上を覆い尽くす光景を目撃する。近衛天皇は弓の名手である源頼政にその原因をつかみ退散させるよう命じる。源頼政は黒雲の中で動く陰に向かって矢を放つと奇怪な声をあげ頭は猿、胴は狸、手足は虎、尻尾は蛇という妖怪「鵺」が落ちてきた。それを、駆けつけた郎党猪草太が太刀で仕留めたという。

[人形師:田中勇]

飾り山(見送り)

標題

出雲之阿国

(いずものおくに)

出雲阿国は安土桃山時代、江戸時代前期の女性芸能者。ややこ踊りを基にしてかぶき踊りを創始したことで知られており、様々な変遷を経て、現在の歌舞伎が出来上がったとされる。山の飾りは、元出雲大社の巫女であった阿国が獅子舞と共に悪鬼を追い払うところをイメージしたものである。

[人形師:田中勇]

歴代の飾り山

  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • 2009年

山小屋の場所

最寄りの交通機関

福岡市営地下鉄「中洲川端」より徒歩3分
西鉄バス停「川端町・博多座前」より徒歩3分
福岡シティループバス「博多座・福岡アジア美術館前」より徒歩3分

舁き出し時間

7/1
(金)
7/9
(土)
7/10
(日)
7/11
(月)
7/12
(火)
7/13
(水)
7/14
(木)
7/15
(金)
当番町
お汐井取り
全町
お汐井取り
流舁 朝山 他流舁 追い山
ならし
集団
山見せ
流舁 追い山
- - - - - 町舁出 14:50
山列入 15:05
櫛田入 16:35
- - 町舁出 3:00
山列入 3:35
櫛田入 5:35

※お汐井取りの時刻は、石堂橋の出発時刻

表をスライドして見ることができます

上川端通の長法被

長法被

上新川端町

水法被