土居流内の上川端通が独自に建てる飾り山笠です。「走る飾り山笠」としてお馴染みで、追い山ならし(7月12日午後)と追い山(同15日早朝)では"櫛田入り"を行います。櫛田入りは、必ず最後の八番目に櫛田入りを行います。
古来の山笠を彷彿とさせる10メートル近い飾り山笠の櫛田入りは、舁き山笠とは違った豪華さ絢爛さがあり、櫛田神社に入ってくる姿は観客の感嘆の声を集めます。
電線をくぐるため飾りの上部が伸縮するようになっていたり、櫛田入りの際にスモークを吐いたりするなどエンターテイメント性が抜群な飾り山笠で、通称「からくり山」とも呼ばれます。
追い山後は、上川端商店街内にある川端ぜんざい広場にて約1年間再展示され、その勇壮な姿を見上げながら、名物のぜんざいに舌鼓を打つ観光客の方々の姿が見られます。
一六一四年の大坂冬の陣で豊臣方から参戦した真田幸村(信繁)は土づくりの出城「真田丸」を築き、敵方徳川軍勢の多くを撃退し大活躍をする。幸村は戦場での戦略に優れ武将でした。これに脅威を感じた徳川家康は寝返りを促すが、幸村はこれを拒み再び、翌年大坂夏の陣で徳川軍と相まみえ、自軍が次々と敗れるなか、幸村は五人一組の三隊に分離、正面と左右に分かれて攻撃、さらに集結して攻撃を繰り返す戦法で敵本陣の守りを手薄にして、幸村率いる真田隊は徳川家康の本陣まで攻め込み、あと一瞬の所まで家康を追い込みませ。家康が二度も自害を覚悟したと言われるほど、真田隊の勢いは凄まじかったのです。しかし家康の首を取る事は叶わず、すでに多くの兵を失った幸村は徳川軍の前に力尽きます。豊臣家は滅び、徳川家の時代が始まるのでした。
幸村が多くの人々に愛されるのは、徳川方に寝返る事も出来たのに、義を貫いて豊臣方に付き、人生の最期を散り際の桜のような美しさ、潔さが武士魂の象徴として、人々の心を離さないからです。
[人形師:田中勇]
人類が宇宙に進出した時代、宇宙世紀0093、
戦士たちの戦いが、ここ博多で繰り広げられる・・
ガンダムシリーズは、1979年に「機動戦士ガンダム」が放映されてから2024年で45周年を迎えた日本のアニメーションです。
アジアの玄関口・福岡には、世界に向けてガンダムシリーズの魅力を発信すべく「ららぽーと福岡」に実物大ガンダム立像(RX-93ffνガンダム)が展示されており、それをモチーフにこの山笠に飾られました。
立像の原型となった機体が登場する劇場版「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の劇中で繰り広げられた雷鳴の如き熾烈な戦闘シーンをイメージしてガンダムの他にサザビーをはじめとするモビルスーツが飾られ、山笠ならではの繊細な造形と大胆な迫力で表現された「ガンダム博多迅雷伝」が博多の街を駆け巡ります。
©創通・サンライズ
[人形師:田中勇]
福岡市営地下鉄「中洲川端」より徒歩3分、「櫛田神社前」より徒歩5分
西鉄バス停「川端町・博多座前」より徒歩3分
7/1 (月) |
7/9 (火) |
7/10 (水) |
7/11 (木) |
7/12 (金) |
7/13 (土) |
7/14 (日) |
7/15 (月祝) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当番町 お汐井取り |
全町 お汐井取り |
流舁 | 朝山 | 他流舁 | 追い山 ならし |
集団 山見せ |
流舁 | 追い山 |
- | - | - | - | - | 町舁出 14:00 山列入 14:35 櫛田入 16:35 |
- | - | 町舁出 3:00 山列入 3:35 櫛田入 5:35 |
※お汐井取りの時刻は、石堂橋の出発時刻