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流の紹介・山小屋マップ NAGARE INFO & YAMAGOYA MAP

恵比須流

博多の町を流れる石堂川(御笠川)の横に流区域があったことから、かつては「石堂流」と呼ばれていましたが、博多松囃子(どんたく)の"恵比須流"とほぼ流区域を同じとしているため、これにちなんで山笠の流名も「恵比須流」となりました。
博多の中心部にも飛び石的に構成町がありますが、主地盤は御笠川の西岸一帯。近年、"都心のドーナツ化現象"で人口が減少。舁き手不足が深刻化していましたが、旧大浜小学校のPTAなどの協力を得て克服しています。

2025年度 恵比須流 舁き山

標題

神前一扇起清風

(しんぜんのいっせん せいふうをおこす)

その武勲のみならず人格者としても名高い柳川藩藩主・立花宗茂。秀吉か西国一の武将として称えられますが、関ヶ原の戦いでは秀吉への忠義から西軍に参加し改易されます。改易された大名で旧領に復帰できた大名は宗茂ただ一人ですが、それにはある言い伝えがあります。

江戸での仕官先でのこと、ある夜、牛頭天王(ごずてんのう)が夢に現れ、そのお守りを与えて「これを持って国に帰れ」と告げます。宗茂が扇子でそれを受けて拝領すると、また「扇は末広がりで縁起がよいのでこれを家紋とせよ」と告げます。程なくして夢での予言のとおり、宗茂は旧領・柳川を与えられ故上に祇園守(ぎおんまもり)を載せた「柳川守(やながわまもり)」に改めたということです。

神前にその一扇を以て奉った「柳川守」。宗茂のその前途には清風が湧き起ったことでしょう。

[人形師:人形司武平]

歴代の舁き山

  • 2025年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • 2009年

山小屋の場所

最寄りの交通機関

福岡市営地下鉄「呉服町」より徒歩2分
西鉄バス「呉服町」「土居町」下車より徒歩2分

舁き出し時間

7/1
(火)
7/9
(水)
7/10
(木)
7/11
(金)
7/12
(土)
7/13
(日)
7/14
(月)
7/15
(火)
当番町
お汐井取り
全町
お汐井取り
流舁 朝山 他流舁 追い山
ならし
集団
山見せ
流舁 追い山
17:50 17:50 18:00 5:00 - 町舁出 14:00
山列入 14:20
櫛田入 16:20
町舁出 14:30
山列入 14:50
呉服町出発 15:50
16:00 町舁出 1:30
山列入 1:50
櫛田入 5:20

※お汐井取りの時刻は、石堂橋の出発時刻

表をスライドして見ることができます

流の地域

恵比須流の長法被・水法被

長法被

下竪町
下金屋町
横町
上金屋町
官内町
上竪町
中石堂町
中間町
蓮池町
綱場町
中竪町

水法被

下竪町
下金屋町
横町
上金屋町
官内町
上竪町
中石堂町
中間町
蓮池町
綱場町
中竪町