飾り山笠を見物をされる方向けに『飾り山笠はこの順番で見よう!【飾り山笠 見物ルート攻略法】』をご紹介しましたが、飾り山笠に加えて『舁き山笠』を加えた見物ルートも紹介いたします。
※ここでの『舁き山笠見物』は、山小屋に収まっている状態の舁き山笠を指します。
2025年の舁き山笠の山小屋の場所はこちらです。
舁き山笠見物は、結構大変な理由は二つあります。
まず一つ目は、全ての舁き山笠が揃うのが7月8日頃なので、七つの舁き山笠を一度に見て回るにはスケジュールが厳しい、という点です。週末に舁き山笠を見ようと思うならば一回限りとなります。
もう一つは、七流のうち大黒流、土居流、恵比須流、西流、千代流は毎年山小屋の場所が変わります。年によってはこの五流の山小屋が大きく離れる事もあり、その分、山小屋間の移動距離が長くなることもあります。また、公共交通機関から離れた場所に建てられる年もあります。
このような理由で舁き山笠だけでも結構移動距離がありますので、前もって山小屋の場所を把握しておくことが大切です。
そう考えると、飾り山笠と舁き山笠をまとめて見よう!というのはかなりのチャレンジ。そこはあまり欲張らず、山笠期間前半で飾り山笠13箇所を見て回り、山笠期間後半で舁き山笠7箇所を回る・・・などといった、無理のない見物の仕方をおすすめします。
2025年の舁き山笠見物の効率よく回るコース例、及び番付順見物コースは以下の通りとなります。
舁き山笠見物でおすすめなツールは、「チャリチャリ」といったレンタルサイクルを利用するところ。これがあると移動が大変楽になります。ぜひ活用してみてください。
2025年度は千代流が千代5丁目付近と大きく離れているので、千代流の舁き山笠をどのルートで見に行くかがポイントとなります。おすすめコースでは最後に入れましたが、最初に入れてもいいかもしれません。番付順コースは最初からレンタルサイクルで回る方が効率的かもしれません。
飾り山笠13箇所、舁き山笠7箇所。合計20箇所を1日で回るという山笠ナビのような”苦行”を体験してみたい方のために、「全山小屋一筆書き」のルートを考えてみました。
ハードな移動スケジュールなので、無理のない範囲でチャレンジしてみてください。
「飾り山笠おすすめコース」と「舁き山笠おすすめコース2025」を足すとこの様な感じになります。
このルートでは、敢えてレンタルサイクルをした場合を入れていません。東流から土居流までの工程は、レンタルサイクルを使うと順番が大きく変わると思われます。レンタルサイクルを使った時は【東流】→レンタル開始→【恵比須流】→【千代流】→【土居流】→【大黒流】→【博多リバレイン】→返却→【川端中央街】というルートになり、大変スムーズになります。
このルートの場合は、東流の山小屋付近の最寄りポートは、明治通り沿いのファミリーマート、魚町四つ角のローソンがポートとなります。
便利な自転車を返却しているのは、川端商店街内は自転車を止める場所がなく逆に動きづらくなるためです。このコース上での最寄りポートは博多座横(加辺屋川端本店の対岸)となりますので、ここで返却して商店街に入ることをお勧めします。
“山笠見物鉄人”にレッツチャレンジ!