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西流と土居流が御神入れを行いました 他

梅雨なのに強い日差しが照りつける日が続く博多の町。七夕の日となる本日7月7日(木)の午前11時より、西流と土居流が舁き山の御神入れを執り行いました。共に明治通り沿いから臨む場所に山小屋が建っており、本日の御神入れをもって全ての舁き山が揃った事になります。

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昨日7月6日の午前8時過ぎ、西流の棒締めが始まりました。午前9時からは土居流も棒締めを行いました。

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西流・土居流れ共に棒締めが終わった後は試し舁きを行い、飾り付けの作業に移ります。午後1時半頃には舁き山の全景が見えてきていました。
写真は土居流れの飾り付けの模様です。

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土居流の飾り付けでは、中村人形師が少し距離を取ってバランスを見ながら指示を出していました。その横には中村人形師のお弟子さんであり、現在中洲流の舁き山を担当している溝口人形師の姿も。

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西流も同時間帯に飾り付け作業を行っていました。今井人形師が少し離れた場所に立って遠目からのバランスを確認していました。

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そして、本日午前11時より御神入れが行われ、舁き山はご神体へとなりました。土居流の今年の標題は「福之神招来(ふくのかみしょうらい)」。福福しい福の神が博多お待ちを駆け回ります。表には当番町の片土居町の幕が、見送りには川口町の幕が飾られていました。

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西流の今年の標題は「弁慶仁王立(べんけいにおうだち)」。矢が刺さるのをも恐れぬ弁慶の仁王立ちの構図となっています。舁き山の横に飾られた矢はしなって揺れるようになっており、舁き山が動くたびに矢が躍動するようにみえる演出が施されています。

博多駅の飾り山横にて「ミニ山笠」が展示されています

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今年の5月に取材した「ミニ山笠」の完成品が、博多駅の飾り山横にある博多祇園山笠グッズ販売コーナーにて展示されており、見物客の注目を集めています。

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このミニ山笠と同じ物でも、またオリジナルの人形を作成してもらうのも可能です。企業のエントランスホールやお店などで飾りたいとお考えの方はぜひ!(※クリックするとチラシのPDFが開きます)

博多駅でも博多の町でも山笠ムードが高まってます

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博多駅のキオスクでは、くまモンが鉄砲と呼ばれる山笠の指揮棒をもってお出迎え。三神額が名菓の名前になってたりと細かいネタが入ってます。一緒に飾られている団扇には、東流が前々回の一番山だった時の平成14年の舁き山の下絵が。何気にいい物が見る事が出来ました。

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東急ハンズでも山笠コーナーが充実しています。

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博多の町中にも、山笠開催を祝ういろんなものが出ています。この時期、博多の町を訪れる時はいろんな所に注目です。