雲一つない青空の下、博多中学校(福岡市博多区対馬小路)で体育祭が行われました(※この記事の時点では「まだ行われています」ですが)。
天気予報では、福岡市の気温は夏日の27度という予報が出ており、生徒達は厚さを感じる初夏の日差しの下、チームメイトらの一挙一動に歓声を上げていました。
昨日完成した舁き山笠二基ももうすぐ出番。出番が近づくたびに先生らや地域の大人が、博中山笠の準備を進めていきます。
昨日女子学生の”人形師”がこだわりにこだわった標題板はこの通り。見送り側がかなり特徴のある角度が付けられているのが分かります。
地域の大人も、あとは最終準備と見守るだけ。グラウンドで行われる生徒の競技を見ながら、その時を待ちます。
女子生徒のダンス協議が終ると、清道の旗と旗を据える砂袋がグラウンドに運ばれ、山笠も大人たちの手で山留(スタート地点)に運ばれていきます。博多中の山笠が始まります。
男子生徒らは水法被を着こみ、女子生徒が作った手拭を水で濡らして締めて頭に巻いていきます。
おや?昨日の夕方までは髪の毛があった生徒が・・・。「気合入れるため刈ってきました!」
山留めに全員で移動するため、隊列を組んでいきます。
観客席に博多中を離れた先生を見つけ、「〇〇先生ー!」と手を振るきゃーきゃーと騒ぐ生徒達。「私語せずに整列っ!」と取締や赤手拭から注意が飛びます。
オッショイの掛け声で、博中山笠に参加する生徒が入場門に向かって隊列を作って走りだしました。会場の人々が拍手で送り出します。
勢い水をためた桶を手にした女子生徒が清道の周りの道を固め、いよいよ舁き出しの時がやってきました。まずは招き板を持った男子生徒が拍手の中、清道旗をぐるりと一周します。
1分前からアナウンスで標題の紹介が行われ、刻々と舁き出しの時間が近付きます。「30秒前!」「10秒前!」「5秒前!」
ィヤアアア!という気合の声が上がり、一番山笠が舁き出しました。直角に曲がり、清道旗に向かって疾走します。観客席からは拍手と歓声が上がります。
清道回りを行った後、廻り留め(ゴール地点)である本部席の前に駆け込みました。
場内の熱気も最高潮。場が温まったところで、次は二番山笠の番です。一番山笠の生徒達も拍手で招き板を迎い入れます。
「5秒前!」3・・・2・・・1・・・「ヤァァァァア!」。二番山笠が山留から飛び出しました。
台上がりが目一本を入れながら、鼻取りの絶妙なコントロールで山笠は清道の周りをぐるりと回っていきます。
砂ぼこりを上げつつ、オイサ!の声に合わせて二番山笠も廻り止めに向かいました。
今年も見事な「博中山笠」の清道回りを披露した男子生徒達。最後は山ゆすりをしながらの祝いめでたを謳い上げ、手一本を入れて『博中山笠』を締めました。
最後に入場門に向かうために、ウイニングランの如くゆっくりと進む舁き山笠。観客席から万雷の拍手を受けながら入場門へ。今年の有終の美を飾りました。
今年の博中山笠の模様は、後日TBSの朝の番組「THE TIME,」で放送されるとの事(※放送日未定)。
本日で終わった博中山笠、この伝統と学びはこれからも来年につなげられていきます。