気象庁は昨日の4日に九州地方が梅雨入りしたと発表。その発表通りのぐずついた天気となりました。早朝から霧雨が降るあいにくの天気の中、恵比須流が棒洗い、中洲流が小屋入り、千代流が地鎮祭と各神事を行いました。梅雨の山笠、いよいよ本格化です。
午前8時、恵比須流がベイサイドプレイスにある櫛田神社浜宮にて棒洗いを行いました。霧雨が降っているため、今年は境内に雨よけのテントが設置しての催行となりました。
櫛田神社の神職が、棒洗いに使う道具と、舁き棒を祓い清めます。
その後、棒洗いを行います。棒に付いた一年間の埃と汚れを博多湾の潮水で洗い清め、タワシで丁寧に磨き上げていきます。磨き上げた後は、真水で汚れを落としました。
棒洗いの神事が無事終了。来週の小屋入り祭に向けて、恵比須流の準備が進みます。
午前10時より中洲流が、舁き山を据える中洲大通り沿いの中洲Uビル1階にて小屋入りの神事を行いました。中洲流の小屋入りは、紅白幕を掛けて行います。
お祓いを受けた後、舁き山を据える場所の四隅を神職が「所祓い」にて祓い清めて回ります。
所祓いの後に、山笠台の部品を祓い清めます。中洲流は小屋入りの神事の際に、山笠飾りの「館」も一緒に清めます。(※写真2枚目は小屋入り神事後の様子。部品の上に館が2つ載せられています)。
小屋入り神事は無事終了。その後、直会が行われました。
千代流は本日、飾り山と舁き山の地鎮祭を行いました。10時に飾り山の地鎮祭を終えた後、1時間後の11時より舁き山の山小屋が建つ妙見交差点の脇道にて、舁き山の地鎮祭を執り行いました。
11時より神事が始まりました。神職によってお祓いを受け、祝詞が詠み上げられます。
所祓いの儀で、山小屋が建つ四隅を神職が清め祓っていきます。切幣が蒔かれた四角い枠の場所が、今年の山小屋の位置となります。
最後に松井総務らが玉串奉奠を行い、地鎮祭は無事終了しました。
地鎮祭後には御神酒が振る舞われ、参加社は安堵の表情で御神酒を頂いていました。
ヤバい(-。-;)足が半端なく痛すぎる…。でも楽しかった!!追い山笠コース探訪☆#博多の風 #追い山笠 pic.twitter.com/ixbGxUOxtm
— ナチュ (@nachubambi410) 2016年6月5日
本日霧雨の中、毎年恒例の『博多のおいしゃんと歩こう 第15回追い山笠コース探訪』が行われていました。NPO団体「博多の風」が、毎年山笠参加者をガイドにして追い山コース約5kmを歩くイベントです。山笠コースの各所で解説やエピソードを聞きながら、廻り止めの須崎まで歩きました。
今年も6月初旬に土居流下土居町の奉名板が建てられていました。本日博多の町をいろいろ回ったのですが、もしかしたらやはり今年も一番早い奉名板かもしれません。