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飾り山笠の飾付けが本格化! 各山笠で飾り付けが始まりました

6月最後の土曜日になりました。7月が目前となり、博多祇園山笠の準備期間もいよいよ大詰め。各飾り山笠が飾り付け作業を開始しました。

昨日飾り付け作業を終えた十五番山笠。天神一丁目は、静かに7月1日の山笠開幕を待っています。

同じように昨日から飾り付けが始まった九番山笠・博多駅商店連合会の飾り山笠は、今日は表の飾り付けが始まり、朝8時から人形師や山大工が飾り付けの作業を行っています。

素山(飾りがついていない状態の山笠)の下から、表を担当する田中勇人形師がバンコ(ベンチ)に座って見上げ、一つ一つ上がっていく人形の位置や角度を確認し、「もう少し足を引いてください」「もう少し駅側に頭を振れますか」と、マイクを通して飾りの指示を出していきます。山大工もそれに合わせて調整し、ビスを打って固定していきます。

手元にはこの飾り山笠の下絵が。人形師は時折目をやって確認しつつ、目の前の飾りのバランスを見て考えていきます。

山笠の下から館の飾りが引き上げられ、山大工の手にわたると人形師が「もう少し中洲の寄せてください」と指示。これで一通りの大きい飾りが留め終わりました。

一旦区切りがついたので休憩時間に。昨日見送りの飾り付けを行い、本日は仕上げの飾り付けを行っている西川直樹人形師が、表側の飾り付けの様子を見に来ました。

「あの弁慶の人形て、〇〇は××で作ってるんですか?」「そうそう、あれは××を使ってる」「あんな感じに見えるんですね」。人形師同士で情報交換を行います。

西川人形師は、田中人形師の細かい飾りにも注目。「他の人形師の作り方は大変勉強になりますね」と、写真に撮って資料に残していました。

休憩が終わると、表側は細かい飾りをつけていく作業に入ります。大きな山笠なので小さい飾りを一つ一つ上げていると大変なので、大きな袋にまとめて飾りを入れ、引き上げて飾りを山笠の上に上げていきます。田中人形師は「午前中でどこまで進めれるかいな」と笑いながら、再び飾り付けの指示を出し始めました。

博多駅商店連合会の見送りは飾り付け二日目。西川人形師が、細かい飾りの飾り付けを行っています。

山笠の前には数多くの飾りが置かれており、西川人形師は丁寧に細かく指示を出していきます。飾りが見えやすいよう、旗の角度も飾りに掛からない様細かく調整の指示を出していました。

西川人形師は、雲の飾りの中からどの飾りがベストかを考え、山大工に手渡します。山大工も飾りと飾りの間から出して確認を取ります。人形師と山大工の共同作業が続きます。

よく見ると山笠の左右の波の色が違います。左は濃く細かく一つ一つ角度が付けられて飾られており、右側は長めの明るい青色の飾りが使われています。激しく深い水を表す飾り付けと、穏やかな朝目の水を表しているのでしょうか。荒々しい波が岩にあたり、岩の後ろには荒々しさがとれた水が流れているなど、興味深い飾りも人気漫画ワンピースの世界でありながら、人形師ならではの表現を楽しむことができます。

博多駅前広場という事もあり、博多駅を訪れる人々は出来上がっていく飾り山笠にスマートフォンを向けるなど、山笠の時期の到来を感じていました。

本日は博多リバレインも午前9時から飾り付けが始まりました。本日は見送り側の飾り付けが行われ、小副川太郎人形師が飾り付けを行っていました。

午前8時過ぎから準備を開始し、飾り付けを始めた博多リバレイン。午前10時過ぎには人形飾りは全て矢切の上に上げられ、細かい飾りの飾り付けのフェーズに入りました。

山笠の下からは博多リバレインの男達が、飾りを下から上へ、バケツリレーのようにして矢切の上にいる山大工らに飾りを手渡していきます。

小副川人形師は、「もう少し傾けてください」「まだ出せますか?」とマイクを通して山大工に細かく指示を出していきます。

この飾りの主役でもある分福茶釜。茶釜から手足が出た狸ですが、見上げる飾りであるためしっかり釜のからにょきっと飛び出した手足の描写もしっかりされています。

そして見どころは、綱渡りをする分福茶釜。その縄はリバレインの建物に結わえ付けられており、まるで物語の外に茶釜がやってきそうなストーリーを作り出していました。

明日は表側の飾り付け。どのような飾りが登場するのでしょうか。

川端通商店街では、大黒流の山小屋の建設が始まりました。アーケード内に舁き山笠の山小屋が作られます。その遠くに見えるのは、昨日出来上がったばかりの川端中央街の飾り山笠。大黒流の山小屋のために、アーケード奥に移動していました。

その飾り山笠では、丁度目隠しの幕が取り付けられようとしていました。飾り山笠の一般公開は7月1日からが古来からの習わしとなっており、それまでは飾り山笠の全容は見えないように施される事が多いのです。最近では風通しや観光客の事を考え、太めの網を掛ける場所もありますが、川端中央街では一般公開の日までは幕を張って見えなくするようにしています。

山笠台の下から紐を通し、飾り山笠の中断あたりからその端を降ろして幕に紐を取り付けます。

「飾りに引っ掛からんごとね」と山笠の下から古老が声を掛けながら、ゆっくりと幕が引き上げられていきます。

「飾り山笠の一般公開は七月一日となります」の文字がはっきり見えるように広げて出来上がり。この幕が下ろされるのは七月一日の早朝となります。

博多小学校では、子供山笠の人形が山笠台の上に上げられ飾り付けられました。

客席とステージが一体となったオープンスペース「表現の舞台」には下絵が張られており、先生の指導のもと子供たちが協力し合ってこの人形を作り上げた”足跡”が残っていました。

学校のグラウンドに遊びに来ていた子供達もお手伝い。舁き棒の先端についている鼻環(はなかん)に研磨剤入りの金属磨きクリームを塗り、顔が映るぐらいにピカピカに磨き上げていました。

土居流の片土居町では、詰所で町の人達総出で舁き縄を作る「縄ない」を行っていました。

年長者が子供に舁き縄を教えている光景も。「一年後、忘れたって言わんでよ!」と笑いながら、共に縄をよって一本の縄を作り上げていました。

福岡三越の3階、西鉄天神高速バスターミナルで営業している「スターバックスコーヒー 西鉄天神高速バスターミナル店」では、店頭の黒板が毎年恒例の博多祇園山笠の紹介の内容になりました。

十七番山笠・福岡ドームは本日より飾りつけが開始。

十二番山笠・ソラリアも本日から、まずは表の飾り付けが開始。高く作られた足場を使って飾りが矢切の上に引き上げられ、西山陽一人形師が山笠の下からマイクを使って山大工らに指示を出して、飾り付けを行いました。

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