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東流の飾り山が”九州産業大学”に登場!

この秋に創立60周年を迎える九州産業大(同市東区)の体育館「大楠アリーナ2020」のエントランスホールにて、今年の四番山笠東流が奉納した飾り山「華満開泰平祈願」(人形師:白水英章)が展示されています。
山笠期間外で博多部以外に飾り山が立てられるのは太宰府の九州国立博物館に展示されている飾り山がありますが、それ以外ではかなり珍しい展示となります。

大楠アリーナのエントランスホールの天井一杯までそびえたつ飾り山は、ホール2階からもその姿を楽しむことができます。

飾り山の周りには、生徒が撮影した今年奉納された全飾り山の写真も展示されています。

九州産業大学では、2018年より伝統技法を体験・研究を目的に「博多祇園山笠の国際化プロジェクト」として東流と連携。
・英中韓3か国語が記載された飾り山の解説版を設置
・学生による通訳案内
ごりょんさん体験
などの活動を山笠期間に行っています。

今回は活動を通して深まった縁で、東流の協力のもと大学の創立60周年記念にあわせた今回の飾り山笠の展示が実現しました。

今回の展示も準備段階から学生が参加。
建築都市工学部の学生らが、山笠の6本の舁き棒を麻縄のみで組み上げて土台をつくる「棒締め」に参加し、山大工の指導のもと伝統技法を学びました。

山笠台に舁き棒を取り付けたら、山笠台の表側を櫛田神社の方角に合わせながら、天井のライトにぶつからない位置に移動させ、山笠期間と同じように「矢切」と呼ばれる飾り山の骨組みを組み上げていきます。

高いと思われるエントランスホールの天井ですが、それでも10メートル以上ある飾り山が飾られるとなると天井一杯になります。
途中まで組む度に、全員で見上げてエントランスホールのライトに飾りが当たらないよう位置を確認。当たりそうであれば、全員で棒に付いて持ち上げ位置の微調整を丹念に行います。

基礎となる鉄パイプが組みあがると、人形や飾りを固定するための木が鉄パイプに装着され、矢切は完成に向かいます。

矢切が作られている間に、飾り付けの準備が進められます。搬入を終えている山笠飾りがエントランスホールに次々と運び入れていきます。

エントランスホールに並べられた飾りと、そびえたつ山笠台と矢切の姿は今年の6月末の光景を思い出します

そして、飾り付けが終わり出来上がった飾り山に、神を込める「御神入れ」の神事が行われます。
九州産業大学からの参加者も東流の長法被を羽織っての参加。櫛田神社の神職も九州産業大学まで出向き、神を込めて飾り山に「命」を吹き込みます。

読み上げられた祝詞の中では、創立60周年を迎える九州産業大学を祝い、今後の発展を祈る内容が込められた特別な言葉が込められました。

浄め祓いの儀では、神職が飾り山の表と見送りを大幣と切幣で祓い浄め、飾り山を神格化します。

最後に九州産業大学の理事長や学長を始めとした関係者と、今回の奉納に参加した東流の役員や山大工・人形師が玉串を捧げ、神事は無事終了しました。

神事が終わると、場の空気は神事の凛とした空気から和やかな空気に。
櫛田神社の神職から九州産業大学の関係者にお祝いの挨拶が述べられ、出来上がった飾り山を前に記念撮影。参加者からは笑みがこぼれました。

櫛田神社の神職は、いつもと少し違う御神入れの神事に「とても緊張しました!」と笑いながら話してくれました。

この飾り山公開を記念して、10月9日(土)・10月10日(日)・11月6日(土)・11月20日(土)には、本学学生が制作した陶器の販売、裏千家茶道部員によるお茶会も開催されます(※11時00分~15時00分、入場無料 ※)。

この九州産業大学の飾り山は、来月11月30日(火)まで九州産業大学の大楠アリーナ2020にて一般公開される予定です。

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