山笠ナビ チャンネルYouTube

博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

山笠ガイドブック(やまかさがいどぶっく)

毎年5月上旬に発刊される博多祇園山笠の公式ガイドブック。山笠関係者の間では『山笠冊子』とも呼ばれている。発行者は博多祇園山笠振興会。

B5判でフルカラーのコート紙で印刷されており、年によって増減するが約120ページで構成されている。
第1号が発刊した1988年から2023年までは1冊500円+税と奇跡的な価格で発刊されていたが、2024年より材料費・人件費の高騰のあおりを受け880円(税込)となった。
「毎年情報を更新する」という事を信条にしており、前年度の写真がふんだんに使用される(※山笠前の5月に発刊されるため、掲載される写真は前年度の物となる)。
主な掲載コンテンツは、

  • ごあいさつ
  • 行事日程、見物スポット(山小屋地図)
  • 七流の紹介
  • 飾り山笠の紹介
  • 山笠ダイアリー(主な行事の紹介)
  • 山笠点描(そのほかの行事の紹介)
  • 博多山笠年表

となっており、各コンテンツ間に前年度の山笠での「クローズアップニュース」が挟まれ、各ページの端には様々なエピソードや話題で構成された「山笠コラム」が掲載されている。時には数ページに渡る特集ページが用意される事もある。
2024年度より海外の人にも山笠を知ってもらえるようにと、主なコンテンツには本格的な英語訳も掲載されるようになった。

第1号は1988年(昭和63年)に発刊。翌年1989年にアジア太平洋博覧会、翌々年1990年とびうめ国体と、福岡で大きなイベントが開催される事を睨んで、一年前から企画され製作した。振興会が公式のパンフレットブックを作ったのはこれが初めて。
記念すべき第1号は、B5判変型で66ページ。表紙は西頭哲三郎師の山笠衣装姿の父子をテーマにした博多人形の写真が使われ、題字は桑原敬一福岡市長が揮毫した。コンテンツは、舁き山笠七流と飾り山笠の全部を紹介。追い山笠などの行事案内や準備の様子なども網羅。アジア太平洋博覧会の開催を考慮してか、英文のミニ解説も付いているなど、現在の山笠ガイドブックの原型がすでに出来上がっていたと言ってもいい。

当初は2年に1回の発行だったが、「最新の情報を知りたい」という山笠ファンの声に応えて、2013年(平成25年)より毎年発刊となった。2021年はコロナ禍により山笠自体が延期となったため発刊は見送られたが、翌2022年から発刊再開。2024年時点で通算23版目を迎えた。

販売は、櫛田神社社頭や博多町家ふるさと館、博多の色々な店舗、そして福岡市内の書店で購入する事が出来る。福岡市内と書いたが、とりわけ博多と天神の主要書店に置いていることが多い。

また博多周辺での販売が主で、かつ一般販売されているのにネット販売がされていないため、県外の人が購入するのは意外となかなか難しい。地域の祭ガイドブックであるというネックもあるだろうが、ネット販売の販売網に乗らないか期待されている。