中州流は、七流で唯一7月1日の早朝に当番町を実施。7月1日早朝7時前に中州流の役員だけが箱崎浜を訪れ参拝、夕方のお汐井取には参加していない。
これは昭和28(1953)年、6月25日から6月29日にかけて九州地方北部を襲った集中豪雨による「昭和28年西日本水害」が発生。このためこの年の山笠行事は7/10のお汐井取り、7/11の朝山、7/12追い山ならし、7/15追い山以外の行事はすべて自粛となった。それを受けて、中洲流は7月1日の当番町お汐井取りを早朝に役員だけで行った経緯があり、それ以来7月1日のお汐井取り習わしとして現在も続いている。