手打ち(てうち)
博多には、物事の終了、約束事の確認、決定意思を確認する時に行う作法として、「手一本/博多手一本」と呼ばれる独特の拍子で複数回手を打つ一本締めを行う習わしがあるが、集合する際、出発する際、作業を開始する際などでも「手が入れられる」。
この場合は「確認」や「よろしくお願いします」「始めます」というような節目の挨拶を含んだ意味合いであり、博多手一本と区別するためこちらの手一本は「手打ち」と呼ばれる事が多い。
なお、お汐井取りや流舁きなどの手打ちの際は、手拭を外してから手打ちを行うのが習わしである。