舁き山笠の運行と、山笠参加者や見物人の安全を確保するために車両等の交通整理にあたる役割を担当する。
肩から脇にかけて通して使用する紐や布地。
主に和服において、斜め十字に交差させて袖や袂が邪魔にならないようにたくし上げたり、輪状にして片方の肩から腰にかけて斜めに垂らして用いる方法がある。
山笠に於ては、山笠運行時の役割を表す。
役割によって色が異なり、流より町へ付与され、町はその職務を遂行するのに適切な人物を選任する。いずれのたすきも2色の布をねじって作られており、その形状から「ねじねじ」とも呼ばれる。
舁き山笠の運行と、山笠参加者や見物人の安全を確保するために車両等の交通整理にあたる役割を担当する。
舁き山笠が進む道を空け、運行を司る役割を担当する。「前切れ、前切れ」という掛け声は「行く手をあけろ」という意味。
左右の一番棒の先端についている鼻縄と呼ばれる縄を持って方向を決める役割を担当。舁き手としても経験が豊富な中堅以上にしか勤まらない重要な役目で、表と見送りの左右棒鼻に1人ずつ付く。
山台の上に座り赤い鉄砲を振って舁き手の指揮を執る役割を担当。表と見送りに最大で3人ずつ上がる。
この色と役職は各流れ共通だが、流によっては独自の襷を作って円滑な運営を行っている流もある。
千代流は参加者の人数が多いため、安全な行事遂行を行うため、運営委員会の判断で流独自の色のたすきを用意して、上記以外の役職が作られている。1964年頃の資料によると当時は「紫のタスキ」が存在していたようだ。