博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

端替え(はたがえ)

舁き山の表と見送りを入れ替えずに、舁き手の方向を変えること。流舁きの時に見る事ができる(※流によって異なる)。
流舁きは流を構成している町の隅々まで舁き山を舁き入れるが、来た道を戻る事も多々ある。その際、交差点でぐるりと引き回して進行方向を入れ替えるが、引き回すスペースがなかったり、細い道であったりした場合は、一旦山を据え表と見送りを入れ替えずに舁き手の方向だけを変えて舁き山を進める。
見送り側が進行方向になるため、バックしてきているように見える。

その道を抜けた後は再度舁き手は表の方向に向き直り、表側を進行方向にして山舁きが行われる。