博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

走る飾り山(はしるかざりやま)

『八番山 上川端通』の飾り山の別称。
昭和39年(1964年)に上新川端町が「昔の舁き山を見せたい」とアイデアを出して了承を受けて登場した。
初めて登場した走る飾り山は櫛田入りのみの登場。清道を一周112メートルほど走っただけだったが、その迫力ある光景は見物人の間からどよめきが起きた。

この走る飾り山はその後、追い山や集団山見せにも姿を見せるようになり、スモークを吐くようになったりと、博多祇園山笠の名物の一つとなっている。