山笠台に近い舁き棒のポジション。
表、見送り共に、各棒前後2人ずつ舁き棒に付くが、棒の端のポジションを「棒鼻」といい、台側のポジションを「台下」と呼ぶ。
なお、山笠台の横側は「きゅうり」と呼ばれ、左右1名ずつが棒に付く。
山笠は基本的に止まることなく動き続けるため、舁き手の交代も山笠が動く中で行われる。
「交代」と一言で言うが、人の走る速度と同じ巨大な物体に向かって並走し、スッと入って同速度で走る･･･という事を考えたら、舁き手達は危険と隣り合わせの行為を行っていることは想像できるであろう。
そのため、各流では幾度も各ポジションごとに勉強会が開催され、先輩から後輩へその技術が伝えられていく。
千代流の人形に設置したカメラ動画には表の台下の交代風景が写っており、この交代の様子がよく理解できる。
見送り側の交代風景は、福岡コンベンションビューロが公開している山笠PVが分かりやすい。
