山笠台を取り囲むように付けられている櫛田神社の紋が染め抜かれた幕。 表と見送りの幕の中央には櫛田宮、その左右に祇園宮の神紋があしらわれてあるが、唯一、中洲流だけは祇園宮紋、櫛田宮紋、大神宮紋の3つの紋があしらわれている台幕が使用されている。
台幕には、2種類の色が存在している。
①朱色
山笠を山小屋に据えている時は朱色の台幕が取り付けられる。故に飾り山笠は全て朱色の台幕が取り付けられている。
①紺色
舁き山笠を舁き出す時は紺色の台幕に付け替えられる。
この色の台幕に付け替えたら、据えている場合は必ず台上がりが山笠台に座っておかなければならない(=「空山にしてはいけない」)。