めっきり温かくなった日本列島。気が付けば4月もあと10日ばかりとなり、5月の博多松囃子・博多どんたくが見えてきました。櫛田神社の清道には鯉のぼりが泳ぎ、たくさんの観光客が訪れていました。
本日4月20日(日)15時より、櫛田神社の櫛田会館にて、博多祇園山笠振興会の役員総会が開催され、振興会役員他、舁き山笠・飾り山笠の役員が集まり、少しずつ近づいてきている本年度の山笠についての事案確認や書類関係の確認等が行ました。
総会は15時丁度から開会。博多祇園山笠振興会の武田忠也会長は、「松囃子もすぐに迫っており、山笠ももうすぐという感じになってきました。本日は慎重審議をよろしくお願いいたします」と挨拶を行いました。
続いて櫛田神社の阿部憲之介宮司は「皆様方も諸準備に多忙を極められるだろうと思いますが、7月15日までどうぞよろしくお願いいたします」と話し、昨日BS放送にて放送された「ダイドーグループ日本の祭り:#629 芦別健夏山笠【北海道】」が放送されたことに触れ「芦別の方々が感動したのは、博多の山笠に対する情熱と地域の団結力に魅力を感じた事だそうです。山笠を通して博多の町が団結して、博多の振興に役立つことを祈念したい」と挨拶しました。
また、来賓の中村英一副市長は「昨年の追い山は大雨だったが事故がなく安全安心に山笠行事が挙行された事は、福岡の大変な誇りです。これを機会に福岡市の宝である山笠を広くアピールして、国内外に発信していきたいと思っています」と挨拶しました。
会議では、福岡商工会議所から「博多祇園山笠」「博多松囃子」の保存・維持への説明をはじめ、各種資料の提出のお願い、警察からの確認事項の申し渡し、申請書の交付など、様々な議題が挙げられ確認がとられていきました。
最後に今日の決定事項に”異議なし”を意味する博多手一本が入れられ、本日の総会は無事終了しました。
次回の役員総会は6月1日。皆、当番法被姿で出席する本番を控えた最初の総会となります。