山笠準備期間に入った6月1日(水)、櫛田神社の恵比須会館にて博多祇園山笠振興会の総会が午後3時より行われ、本年の博多祇園山笠の開催についての確認が行われ発表となりました。
開会のあいさつで、振興会の武田会長は、午前に行われた恵比須流の神事を受けて「長法被を見て山笠の時期が来たと実感し嬉しい」と、櫛田神社の阿部宮司は「久しぶりに博多の夏を感じた。」とそれぞれ喜びを述べました。
また、中村福岡副市長も出席。長法被姿で参加した副市長は「3年ぶりに長法被を着ると身が引き締まる。福岡の元気は、祭りがある博多の元気でもある。マニュアルや流の方針に沿って、安全安心の山笠の開催をお願いしたい」と述べました。
総会では、追い山ならし・集団山見せ・追い山のルート確認や、各流の舁き出し時間の確認、飾り付けや山解きの日時などのスケジュール確認が行われ、承認されました。
また、新型コロナ感染拡大予防対策案も会合の中で発表され、更新された「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を順守する事が確認されました。
このガイドラインは6月1日付で博多祇園山笠振興会のオフィシャルサイトにて一般公開され、冒頭では
としており、山笠参加者には
など、合計19項目のガイドラインが制定されています。
見物客には、4月の総会で発表があったように、「現地での見物自粛をお願い」し「テレビや配信映像で自宅での視聴を要請する」とのことです。
また、このガイドラインを受けて、毎年7月15日の追い山に合わせた早朝の公共交通機関臨時便(JR九州、西鉄電車、西鉄バス、市営地下鉄)の運行見合せる事も発表されました。
ガイドラインは全15ページで構成されています。詳しい内容につきましては、博多祇園山笠公式サイトの「博多祇園山笠行事 新型コロナウイルス感染拡大予防 ガイドライン」ページに添付されているPDFファイルをご覧ください