山笠がないお汐井取りの日となりました。昨年に続き2年目となります。
お汐井取りは明日10日から始まる「動の山笠」の前に、参加者全員で箱崎の筥崎浜まで走り、身を清めるとともに無事奉納を祈願する行事です。いつもだと人が溢れかえる筥崎浜ですが、今年も人気がほとんどありません。
しかし博多の人達は、このような年でも筥崎浜に足を運び、”疫病退散”と”来年こそ山笠を”の気持ちを込めて海に向かって祈ります。
【博多祇園山笠 2年連続かき山は延期 2022年の実施願い「お汐井取り」 福岡市】
— tncnews@tnc.co.jp (@TNC8chnews) July 9, 2021
博多伝統の夏祭り、博多祇園山笠のかき山の関連行事が2年連続で延期となる中、山笠の関係者が2022年の実施を願い「お汐井取り」を行いました。
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本日は午前中は雨が強く降っていましたが、午後にはその雨もほぼ止み、仕事を終えた人達が次々と筥崎浜にやってきて、いつもの7月9日のように海に向かって祈りを捧げます。
山笠の人達だけではありません。近所の方や山笠が好きな方も浜に訪れ、共にお参りする姿も見られました。
海に向かってお参りした後は、”てぼ”と呼ばれる竹籠や、お汐井枡、ビニールに、お清めの真砂を詰めて持ち帰ります。
来年こそ山笠を。浜を訪れる人たちは皆そう願い、真砂を手に家路へつきました。