7月1日までちょうど一週間前となった本日6月24日(木)、博多の町では開幕に向けた準備が進んでいます。
昨日から始まった提灯設営は、土居通りの途中まで設営が完了。作業をする方は、今朝早くから櫛田神社の銀杏前にて今日の設営する予定の提灯にライトを仕込んでいました。
能舞台には、提灯を吊るすための枠が準備されており、こちらも準備が着々と進んでいました。
櫛田神社の銀杏前では、清道旗を立てる際に必要な「玉垣」と呼ばれる俵の製作が、早朝より行われていました。
藁で編まれた大きな袋の口に木の棒を差し込み、袋の口がしっかり開くようつっかえ棒にしてから、手際よくスコップを使って砂を入れます。
砂を詰めた俵を「重い!重い!」と苦笑いしながら二人がかりで持ちあげ、下駄をひっくり返したような台の上へ。乗せた後、袋の口部分をくるくると巻き、詰めた砂が出ないようにしながら形を整えます。
下駄の隙間から荒縄を通し、真ん中の胴部分をまず縛り上げます。なるべく丸くなるようにしながら、左右一本ずつ縄を掛けて締め上げて、俵の口がほどけ開かないようにしていきます。
最後に十文字風に横向きに縄を掛けて締め、これで一つ完成。清道の玉垣は36袋使用する事が決まっているそうです。
お昼までには18袋が完成し、清道旗の場所に一旦積まれていました。
櫛田神社の飾り山は常設展示のため、杉壁に使用している杉や竹は造花を使用するなど、工夫がされています。
昨日始まった櫛田神社の飾り山の飾り付けは、本日仕上げの2日目。朝早くから山大工が集まり、飾りをぐるりと囲む「杉壁」の取り付けを行っていました。
【2年ぶり「博多祇園山笠」 飾り山公開を前に“棒締め” 「世の中が明るい流れに向かう象徴に」 福岡市】
— tncnews@tnc.co.jp (@TNC8chnews) June 24, 2021
2年ぶりとなる「博多祇園山笠」の飾り山公開を前に、土台を作る「棒締め」の作業が行われました。
棒締めは釘などを使わず…
続きは↓https://t.co/OpFOhI5tSP pic.twitter.com/LrfQYj8hxI
天神のソラリアプラザでは、十七番山笠ソラリアが午前10時より棒締めを行いました。