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山笠ナビ山笠ナビ通信山笠ニュース新型肺炎拡大防止のため、2020年度の博多祇園山笠の開催が見送られることが決定しました

新型肺炎拡大防止のため、2020年度の博多祇園山笠の開催が見送られることが決定しました

本日2020年4月20日(月)、博多祇園山笠振興会の総会おいて、2020年度の山笠神事の開催を見送る事が決定、発表されました。

2020年4月20日現在、世界的な流行となっている新型コロナウイルスの感染拡大は今もなお収束の気配が見えず、福岡県は2020年4月7日に発令された「緊急事態宣言」を受けて福岡市だけでなく日本中・世界中で今なお予断を許さぬ「祭どころではない」状況下にあり、博多祇園山笠振興会としては感染拡大を防止するため、博多の伝統的な祭りである770年以上も続く博多祇園山笠の開催を見送るという苦渋の決定を採択した次第となります。

博多祇園山笠の中断・中止は、昭和20年(1945年)の第二次世界大戦の戦況悪化による中止から昭和21年(1946年)の終戦直後まで(※昭和21年は子供山笠のみ復活)まで遡ることとなり、戦後以降の中止は初めてとなります。

本日決定し発表された内容としましては、以下の通りです。

  • 2020年度の博多祇園山笠は延期し、来年度に持ち越す。
  • 疫病退散を祈願する7月15日の午前3時の祇園例大祭は行うが、追い山神事は行わない。
  • 今回の中止は、戦中・戦後の物資がない時代の中止とは大きく異なり、人命に係るため開催を取り止めることを決定した。
  • 今年は全舁き山・全飾り山は作らない。ただし、番外の櫛田神社の飾り山は作り変える。
  • 山笠は何回目ではなく、始まって何年目という捉え方にしていただけたら。

博多祇園山笠の中止については、4月5日の総会において初めて「7月開催」延期を提案が提案されました。その提案を流の責任者が案を地元に持ち帰り検討が行われ、本日20日の総会で各流の意見をまとめ今回の決定に至ったこととなります。

この4月5日の開催延期提案は、「疫病退散を祈願する博多祇園山笠が開催中止となるとは」と、博多・福岡だけでなく全国的にも衝撃を与えました。

博多の三大祭りである5月の「博多どんたく港まつり」も3月31日に中止が発表されており、

その博多どんたくの起源でもある「博多松囃子」は、今年国の重要無形民俗文化財に指定された記念すべき年でもありました。

4月14日、福岡市の高島市長は記者会見にて福岡市の独自政策を発表した際、「来年にはどんたくも山笠もやりたいですよね?ぜひこの1ヵ月で何としても終わらせるために私たちも出来る事を全部やります」とコメントし、喝さいを浴びました。

今回の発表につきましては、4月5日のニュースを受け、そして日本のその他の大きな祭やイベント(浅草三社祭、長崎おくんち、京都祇園祭の山鉾巡行、青森ねぶた祭、中洲JAZZ etc…)が次々と中止・延期していく中、覚悟はしていたとはいえ、博多祇園山笠の魅力を伝える当サイトとしては、他の山笠ファンと同じようにやはり大きな衝撃を受けております。

その衝撃の中、山笠ナビとしましては、博多祇園山笠がなくても何か山笠の魅力や情報を伝え、来年につなげることができないものだろうか、と考えております。

私たちはまだ危険のど真ん中にいます。それは理解すべきです。高島市長がコメントしていた「来年にはどんたくも山笠もやりたいですよね?」の言葉を絶対に実現させるためには、まずはしっかり感染拡大を防ぎ、きっちり現在の状況を収束させる必要があります。そのためには、一人一人の防疫意識が大切です。しっかり収束させて、来年こそはがっちり山笠を楽しみましょう。山笠ナビはそうなることを期待し、今年何ができるかを考えていきたいと思います。

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