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恵比須流が地鎮祭を執り行いました

山笠準備期間である6月1日を6日後に控えた本日5月26日(日)、今年の二番山笠 恵比須流が山小屋地鎮祭を執り行いました。
恵比須流は旧暦の7月1日に当たる6月1日に注連下ろしを行うため、その前に山小屋の地鎮祭を行います。地鎮祭とは、山小屋が建つ土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る神事です。
5月の気温とは思えないこの週末の天気ですが、朝の心地よい風も吹く気持ちの良い空気の中、地鎮祭が行うことができました。

長法被の着用は6月1日からなので、5月に行われるこの地鎮祭の参加者は唯一スーツ姿で行われる博多祇園山笠の行事となります。
午前7時過ぎから恵比須流の男衆が集まり、神棚の設置など準備を行います。

山小屋が建つ予定の場所には、テープで山小屋建設予定枠が示されています。今年は原三信病院の裏手となる下呉服町8番13号の道に恵比須流の山小屋が建ちます。

午前8時、司会の「令和元年 二番山笠 恵比須流・・・」と新元号初の神事の始まりの挨拶が読み上げられ、恵比須流の地鎮祭が始まりました。

静かな朝の町に、櫛田神社の神職の声が響き、修祓(お祓い)、祝詞奏上が行われます。

大池総務、役員の方々が玉串奉奠を行います。

玉串奉奠を行った後、神職が山小屋が建つ場所の各四隅を祓って切幣(きりぬさ)を撒き、山小屋建設・山笠の無事安全を祈願し、地鎮祭は無事終了しました。

神事が終わると、今年最初の神事を無事終えたことで和んだ空気に。
総務のあいさつの後、参加者は振る舞われた祝いの乾物と御神酒を口にして、山笠無事奉納の祈願しました。

今年の一番山笠 千代流も、6月1日に行う注連下ろしのため、詰所の準備に取り掛かっていました。

あと6日で6月1日。いよいよ博多は博多祇園山笠の季節に入ります。