山笠ニュース & レポート YAMAKASA NEWS & REPORT

山笠ナビ山笠ナビ通信山笠ニュース中洲流の棒締め・試し舁きが行われました & 飾り山の飾り付けが各所で始まりました 他 

中洲流の棒締め・試し舁きが行われました & 飾り山の飾り付けが各所で始まりました 他 

雨上がりで蒸し暑い一日なった本日26日(月)。今週末山笠期間に入るのを控え、各流の本番への準備が追い込みに入っています。

櫛田神社の桟敷席券発売が、本日午前9時に行われました

本日26日午前9時より櫛田神社の桟敷席券が発売となりました。
昨夜午後8時頃、櫛田神社の追い山桟敷席券待ちの会場をのぞいてみると、一番人気のあ席は完売、い席は残りわずか、お席も残り10席ちょっと、う&え席はという状況。今年の追い山は土曜日早朝という事で人気が高いようです。
一方平日開催の追い山ならしの方は待っている人はゼロでした。

本日午前7時過ぎの段階では、追い山はう席、お席ともに9割ほど埋まっている状況で、追い山ならしも人気席はそこそこ並んでる状況でした。
(今年の山笠ナビは追い山ならし側に並んでいましたので、追い山側の状況は不明です)

午前9時と同時にカーテンが開き、待ちに待った桟敷席券の発売開始。長時間並んだ苦労が報われる瞬間です。

追い山は15分ほどで完売したとのこと。追い山の桟敷席券を手に入れることができたグループが、桟敷券を持って社殿をバックに記念写真を撮影しているほほえましい姿も。この桟敷席券を使うのは、7月12日と7月15日。購入することができた人は、楽しみな2週間となりそうです。

中洲流

一番山笠 中洲流が本日午前9時より、山小屋にて棒締めの行事を行いました。
今年は誉の一番山という事で、テレビの取材クルーもたくさん来ており、注目度の高さがうかがえます。

「棒締めたー!」の掛け声とともに木槌が振るわれ、カンカンという音と棒が締まるギリギリという音が辺りに響きます。

午前11時前、6本の舁き棒が山笠台に取り付けられ棒締めは無事終了。いよいよ試し舁きです。試し舁きのルートには、早くも地下足袋を身に着けた男衆達が、山笠台が動くのは今か今かと待ち構えています。

出来上がったばかりの山笠台は男衆の手によって舁き山の山小屋前に据えられ、枝折(山笠の天板)の四隅に浄めの塩が盛られます。そして台上がりした井上総務らの手でお神酒が盛り塩に注がれ、そして各棒鼻に注がれます。

空には晴れ間が広がり、汗ばむ日差しが中洲流を照らします。
「棒組み!」の声と共に、締めあがったばかりの舁き棒に男達が肩を入れました。緊張の時です。

舁き出し時間が来ました。手一本が入れられ、鬨の声と共に山笠台が走り出しました。まだ静かな中洲の街に威勢のいいオイサの声が響き渡ります。

当番町の中洲二丁目の道をぐるりと一周。最後はもちろん手一本。無事試し舁きも終了し、山笠は豪華絢爛な飾り付けの時を待ちます。

天神一丁目

天神の大丸パサージュ広場に建つ十四番山笠 天神一丁目の飾り山は、本日26日の午前9時より飾り付けが始まりました。

今年の標題は、表・見送り共に『福徳七福神(ふくとくしちふくじん)』となっており、表を中村信喬人形師、見送りを白水英章人形師が手掛けています。
午後2時頃には細かい飾りの飾り付けに入っており、中村、白水両人形師はマイクスピーカーを通して山笠に上っている山大工らに細かい指示を出し、飾りの調整を行っていました。飾り付けは明日27日まで行われる予定です。