晴天に恵まれた本日7月3日、博多小学校と千代小学校で子供山笠が始まりました。
午後2時半、博多小学校のグラウンドに水法被に身を包んだ博多小の子供達が集合します。
子供山笠の創設者 河原由明さんの葬儀に120人 男衆、長法被姿で「手一本」 http://t.co/WyooECivld #西日本新聞
— 河原三紗 (@MisaRosenberg) 2015, 6月 29
関係者の挨拶の中で、子供山笠創設に尽力された河原由明さんが先月23日にお亡くなりになったという事で、全員で黙祷を捧げました。
子供山笠を見つめる河原さんの息子さんである河原由紀夫さん。今年は喪に掛かるため、沿道から子供山笠を見守ります。
舁き出し一分前。笑顔だった子供達の顔が真剣になります。
「気合い入れていくぞ!」「おー!」の掛け声と太鼓の音とともに、2015年度の子供山笠がスタートしました。元気なオイサ!オイサ!の声とともに博多の町を子供山が走ります。
博多さくら園では、恒例の祝いめでたと手一本を披露。
大人、子供、年配の方々みんなで手を入れました。
その後も、子供山は博多小周辺を走り、大きな歓声と応援を集めました。
午後4時からは、千代小学校で子供山笠がスタートです。
多くの親御さんや数年前はこの子供山に出てたであろう中学生の舁手もみんなで準備していました。
午後4時直前より、台上がりした子供が祝いめでたを唄い上げ、山笠が揺らされます。唄い終わると同時に勢水が飛び、勢いよく千代小の子供山笠が校門から飛び出ていきました。
千代の町を舁き周る子供山。沿道の人たちからたくさん勢水を貰って走ります。目指すは舁山がある山小屋です。
午後4時半に山小屋まで到着。親子対面式が行われました。
「3日間無事に務めてください」というねぎらいの言葉がかけれました。
子供山笠は明日7月4日(土)も行われ、7月5日は博多小、千代小ともに櫛田入りが披露されます。また、明日7月4日からは新天町の子供山笠もスタート。週末は子供達の威勢の良い声で博多の町は熱くなります。