舁き山笠の前方を走るグループ。
先走りが舁き山笠の前方を走り、さらに山笠のすぐ前を走る男達が山笠の進路を開けていく。
つまり、先走りがやってくると、もうすぐ舁き山笠がやって来るという”知らせ”である。
先走りは、主に「招き板」を持つ子供や、「招き旗」を持つ年寄で構成されている。
招き板を持つ子供はポイントポイントで止まって逆進行方向を向き、手にした招き板を前後に振って「山笠を呼び込む」。
ある程度距離がつまってきたら、再度走り出して距離を取る。
なお、子供を先導するベテランの参加者は「子供係」と呼ばれており、子供達の安全確認、スピードの調整、山笠を招くタイミングを指示するを行う。
追い山笠馴らしや追い山笠では、東長寺や承天寺前にて先走りの代表が、住職に挨拶の口上を述べる大事な役目を担う。