山笠ナビ チャンネルYouTube

博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

招き旗(まねきばた)

流の名前が書かれた、幅約30センチ、長さ50センチほどの旗。袋状になった布の上部に竹筒が挿し込まれており、紐を付けた柄とつながって旗状になっている。
その名の通り、旗を前後に振って舁き山笠を「招き」、進行方向を教える役目として使われる。

招き板と同じ意味合いを持つが、こちらは各流・各町の年長者や功労者が受け持っており、招き板を持った先走りを先導する。
そのため、舁き山笠を招くだけでなく、先走りのスピード調整や立ち止まるタイミング、招き板の指示、先走りの子供達の健康状態の管理、子供達の鼓舞などを行う事が多い。そのため「子供係」を兼ねていることが多い。

たまに、この旗を記念品としてこの旗を飾っている博多の居酒屋やオフィスを見かける事がある。

61