昨日の追い山笠馴らしが終わり、しばし平穏な空気になった博多の街。しかし、本日再び博多・・・いや、天神が山笠の熱を帯びます。本日7月13日(土)、博多の祭りが天神地区に舁き入れる「集団山笠見せ」が行われました。
マリンメッセ福岡の看板でエモい看板でてた🫶 pic.twitter.com/itltRoXs7v
— いろぱず@7/13宇多田14稲ソロ (@bz_iminlove) July 13, 2024
マリンメッセ福岡行きのバスの中から見た博多祇園山笠
— まさぼー♪ (@masabo0907) July 13, 2024
中洲に向かう道は人で人で埋めつくされていて、バスの中からも歓声がでてました✨#博多祇園山笠 pic.twitter.com/j4n55niVSn
今日はマリンメッセでB’zのボーカル稲葉浩志さんと宇多田ヒカルさんがそれぞれライブを行っており、山笠ナビではスケジュールが発表された1月末より渋滞情報や宿泊施設などの注意喚起を行ってきました。無事到着できた方もいれば、遅れて入場した方もいたようですが、ファンの皆さんは山笠ウィーク中になった二大ライブを楽しんでくれたのではないでしょうか。
午前中は真っ青な空が広がった博多の町でしたが、しだいに雲が出て来てどんよりと。そんな空の下で各流は手打ちを開始。呉服町交差点に並ぶための舁き出しの準備に入ります。
千代流の舁き山笠は毎年7月13日に「お色直し」をする事で話題になりますが、今年は見送り側に藤の花の間を龍が泳ぐ人形が足されました。
千代流は午後2時半に舁き出すと、バラエティ番組で有名になった都市高速の「雲」のプレートの下を通り博多部へ入ります。
呉服町交差点を起点に一番山笠らから順に等間隔に並び、福岡の地名士が台上がりを行い、舁き出しを待っており、大博通り沿いは舁き手と地名士の関係者でごった返しました。
集団山笠見せは神事ではなくイベントの位置なので、参加者は緊張感よりも穏やかな顔で、舁き出しの時間を待ちます。
午後3時過ぎになると、どんよりとした雲からポツポツと雨が降り始めます。「追い山笠は晴れ、集団山笠見せは雨」とまことしやかに言われますが、今年はその言葉が当たってしまったようです。
雨が降る午後3時半、一番山笠大黒流がスタート地点の呉服町交差点を出発しました。
舁き山笠は博多と天神を繋ぐ西大橋を通過。博多の町から出ない山笠が、この日だけは天神側に舁き入ります。
全ての舁き山笠が福岡市役所に到着すると、今度は「復路」が開始。今度は天神から博多に向かって橋を渡ります。復路のの時間になると空から降っている雨は激しくなり、「勢い水、いらんちゃない?」と笑いながら駆けていく参加者も人も。しかし橋を過ぎたところには、山笠屈指の勢い水のある場所が待っています。
雨中の中、駆け抜けた七流。無事集団山笠見せは終わり、明日はいよいよ7月14日。博多祇園山笠のフィナーレ「追い山笠」の姿が見えてきました。