山笠ニュース & レポート YAMAKASA NEWS & REPORT

上川畑商店街に建てられる十一番山笠 川端中央街は昨日21日より飾り付けが始まりました。

今年の標題は、表は中野親一人形師の「日本一之兵（ひのもといちのつわもの）」、見送りは中野浩人形師の「ももたろう」です。午後1時過ぎには人形が上がり終えており、表の細かい飾り付けが始まっていました。

上川端商店街を通る人の安全の為に、通路側にネットを張っての作業です。

そして、21日夕方からは渡辺通一丁目の飾り付けが始まりました。渡辺通一丁目の飾り山を担当するのは、川端中央街と同じ中野親一人形師と中野浩人形師。川端中央街を終えてからのダブルヘッダーとなります。中野浩人形師は「1日2箇所は初めてですね」と笑って話してくれました。

夕方4時から始まった渡辺通一丁目の飾り付けは、午後7時過ぎには表の飾り付けがほぼ終了。作業は見送り側へ移っていました。渡辺通一丁目の飾り付けは毎年夕方から行われており、ライトアップされた中での飾り付け作業です。

見送りの標題は「愛と勇気のアンパンマン」。アンパンマンの世界観を再現した飾りと、山笠伝統の飾りが共に飾られ、「飾り山のアンパンマン」の世界観が生まれていきます。

今週末からライオンズクラブ国際大会が始まるということで、すでにホテルオータニ博多には日本にやってきた海外の参加者が宿泊しているようで、ライトアップしての飾り付けの様子に興味津々。記念写真を撮るのに盛り上がっており、長法被姿の男衆も一緒に写真に収まるなどとても賑やかな渡辺通一丁目の山小屋前でした。

明けて本日6月22日。大雨が地面を叩く早朝8時から、天神一丁目の飾り付けが動き出しました。