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山笠/博多の見物スポット YAMAKASA SIGHTSEEING SPOT

祗園饅頭

山笠期間だけ発売されるお菓子と言えば、やはり「祗園饅頭」でしょう。祗園饅頭は、山笠期間である7月1日から15日までの山笠期間にだけ販売される縁起菓子です。

老舗が販売するこし餡を包んだしっとりした酒饅頭

櫛田神社の神紋を配したシンプルなお饅頭で、博多の老舗菓子2店舗(石村萬盛堂、鈴懸)で作られています。
山笠の無事奉納終了を祈願して櫛田神社で厄払いしたこの饅頭は、博多の各家庭では山笠時期に「祗園饅頭」を買って神棚にお供えした後、みんなで食べて悪事災難を払う風習があります。

櫛田神社の神紋が描かれたフィルムの中には、こし餡を包んだしっとりした酒饅頭。皮のほんのり甘い香りと、こしあんの絶妙な甘さが口の中に広がります。甘味が貴重だった昔は、糖分で滋養回復を考えた暑気払いの狙いもあったとか。

この祗園饅頭は、櫛田神社の境内をはじめ上記の和菓子処2店、JR博多駅マイング名店街、天神の有名デパート和菓子売り場などで購入することが出来ます。

山笠見物の記念として厄払いついでにお土産にいかがですか?

博多の老舗和菓子店

石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)

明治38年(1905年)創業の老舗。本店は博多祇園山笠のクライマックス「追い山」の廻り止め(決勝点)にあり、追い山の日は朝5時から開店。
ほんのりお酒の甘い香りとこしあんのハーモニーが絶妙な祇園饅頭が特徴。

・本店住所 福岡市博多区須崎町2-1
・電話 092-291-1592
・営業時間 9:00~20:00
・店休日 年中無休
・ホームページ 石村萬盛堂

鈴懸(すずかけ)

創業70余年、現代の名工に賞された初代中岡三郎の教えに基づいてた老舗の和菓子屋。厳選した自然素材のみに由来する味とその技術は芸術的。
鈴懸伝統のあんが奥深い「鈴乃最中」が有名です。祇園饅頭は、しっとりとした生地の甘酒饅頭で、中にこしあんがたっぷり入っています。

・本店住所 福岡市博多区上川端町12-20 ふくぎん博多ビル1階
・電話 092-291-0050
・営業時間 9:00~20:00
・店休日 年中無休
・ホームページ 鈴懸