本日6月11日(木)は大安吉日。今年の一番山笠を務める中洲流が、飾り山笠が建つ中洲大通り沿いのホテルリソルトリニティ博多前で、山小屋の無事建設を祈る山小屋地鎮祭を執り行いました。
神事は午前10時定刻から始まり、櫛田神社の神職が祭壇と参加者を祓い清めます。
祝詞が奉納された後、山小屋が建つ四隅を神職が祓い清め回り、土地神に無事建設を祈願します。
最後に、立岩正則総務が玉串を奉納。流の役員らも続いて奉納を行い、無事建設を祈願しました。
神事後の直会を済ませると、役員らは筑前国一宮 住吉神社へ参拝に向かいます。実は中洲地域は住吉神社の氏子の地域でもあります。その縁もあって、数年前から中洲流は地鎮祭後に住吉神社に参拝しています。
拝殿での祈願祭の前に、まずは若水で手を洗って禊を行います。
立岩総務には祈願の赤い首掛けが掛けられます。
住吉神社は海と航海の守護神として古代から篤い信仰を集めている博多の神社なので、清めの砂である「お潮井」も授与されています。
拝殿にて祈願祭が始まりました。当番法被の男たちが、頭を下げ神の前にかしづきます。
住吉神社の宮司も拝殿の外から、山笠の男たちの無事奉納を祈願していました。
宮司の話によると、中洲と住吉神社のつながりは深く、神事で使われている松の木で作られた巨大な大太鼓にも中洲の名が彫られているとか。賽銭箱の横にも「東中洲十四丁目」が奉納した銘が確認できます。
最後に記念撮影。「はい、ニコッと笑ってくださーい!」という掛け声で、皆笑顔で写真に収まりました。
雪駄の音を響かせて歩く男達。次は・・・志賀島です!
博多の対岸に位置する志賀島。ここには綿津見三神を祀った志賀海神社が鎮座しており古来より「龍の都」「海神の総本山」と呼ばれ、航海の守護神として信仰されてきた神社です。祭神が禊で出現されたという事から、もろもろの穢・厄・災などを祓い清める神威を顕現している場所といわれています。
博多祇園山笠とは縁があり、志賀海神社下の砂浜(禊場)で取ってお祓いを済ませた真砂を、かつてはお汐井として使っていたという事から、中洲流は昭和20~30年代ごろから参拝を行っています。
神社の各入り口には、清めのお潮井の桶が。お汐井取りの場所である筥崎宮、航海の安全を祈る住吉神社、そして海神を祀る志賀海神社。真砂を使った清めの風習のつながりを考えると、思わずその歴史やつながりに思いを馳せてしまいます。
宝物展示室には、2023年の中洲流の舁き山笠の飾り「龍鬼願安寧(りゅうきあんねいをねがう)」が展示されています。
中洲流の男たちは、志賀海神社の拝殿にてお祓いを受け、山笠の無事奉納を祈願しました。
最後に記念撮影。住吉神社、志賀海神社の二社詣りを行った今日、無事奉納の気持ちを新たにします。
参加者の中には、志賀海神社の清めのお潮井を厄除けとして持ち帰る人もいました。
桟敷席の建設は、「え席」側の建設が進んでいます。
本日から初夏の風物詩「博多水無月」の販売が始まりました。博多水無月は古来から伝わる『夏越の祓』の風習にちなみ、無病息災を願う和菓子で、
福岡・博多の和菓子の老舗が「「わらび粉と小豆を用い笹で巻く」という共通のルールのもと、各店がそれぞれの個性と技を込めて仕上げたお菓子が半日されます。
本日から6月14日(日)まで「博多町家」ふるさと館の前で販売が行われます。
博多の町々には、山笠の奉賛者の芳名版が立てられるようになってきました。
明治通り沿いの杉田写真館さんのショーウインドウは山笠仕様に。山笠衣装で記念撮影が撮れる山笠キャンペーンも実施中です。