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四流が御神入れを行い舁き山笠全てが揃いました & 博多小子供山笠3日目の模様

7月6日、動の山笠が始まる直前の日曜日。東流、恵比須流、西流、土居流が御神入れの神事を行いました。

まず午前7時より一番山笠・東流が御神入れ神事を行います。日が昇り切っておらず、気持ちの良い風が吹く過ごしやすい気温での神事となりました。

神事を終えると、人形を担当した白水英章人形師はテレビ局各社のインタビューに引っ張りだこでした。

今年の東流の標題は、三国志で人気高い猛将として有名な関羽をモデルにした『凛(りん)』です。

午前9時から五番山笠・恵比須流が御神入れを行いました。この時間になってくると日差しが刺すような厳しいものとなってきます。

今年の標題は、柳川の「最強」の武将としても名高い立花宗茂をモデルにした『神前一扇起清風(しんぜんのいっせん せいふうをおこす)』です。

三番山笠・西流は、午前10時より御神入れを行いました。

神事に参加する男たちは、今年の人形を見上げ「いいねぇ」とにっこり満足な表情を見せます。

人形の製作を担当した西川直樹人形師も、御神入れの前に一枚記念に写真に収めていました。

今年の標題は、坂本龍馬をモデルにした『洗濯日本致申候(にっぽんをせんたくいたしもうしそうろう)』。龍馬が左手に刀、右手に銃を持ち前を見据えた人形で西流の男達は「いいねぇ」「よか山やねぇ」を連発していました。

御神入れ最後となるのが、六番山笠・土居流。人形のモデルは西遊記の主人公でもある孫悟空をモデルにした「齊天大聖孫悟空(せいてんたいせいそんごくう)」です。鳳凰の背に乗った孫悟空が先を見据える姿が描かれています。

神事のため着席した土居流の男達は、人形を見上げて満足げな笑顔を浮かべていました。

人形を手掛けた中村弘峰人形師は、神事を終えた男たちから出来栄えについて称賛の声を掛けられていました。

土居流の御神入れをもって、七流すべての舁き山笠が御神入れを終え一般公開となり、全流「動」の山笠の準備が整いました。

「動」の山笠の直前とだけあって、各町では詰所を準備する様子があちらこちらで見られました。

日曜日という事もあり、飾り山笠も見物客で大にぎわいでした。

全流が御神入れを終えたという事で、他の町や他の流の男達は、出来あがったばかりの舁き山笠を見物して回る「山見」をする人たちも多くみられました。

博多小学校の子供山笠は三日目・最終日を迎えました。午後2時半に集合した子供たちは、今年最後の山舁きに臨みます。

太鼓が打ち鳴らされると、元気よく「ヤー!」の声を上げて山笠を持ち上げると、オイサ!オイサ!の声を上げて舁き出しました。

先導した前走りの低学年も拍手をしながらオイサの合唱を行い、山笠を呼び込みます。本日詰所を開いた西流の綱場町の男達も、水を用意して子供山笠を応援します。

目指すは櫛田神社。櫛田入り2日目を迎える博多小子供山笠。2日目のタイムが期待されます。

灼熱の太陽に照らされている櫛田神社の清道。まさに「烈」の日差しです。

本日はRKB子供山笠教室の2日目。参加する子供たちは山笠教室で山笠を勉強した後、清道の中で博多小の櫛田入りを見物します。

とにかく暑いので、山笠教室の子供達に水が掛けられます。冷たくて気持ちがいいので「もっとかけて!」の大合唱。水が掛けられるたびに、キャーキャーと喜びの声がが上がります。

子供山笠が櫛田神社に到着。一気に会場のテンションが上がっていきます。

桟敷席は、応援の父兄や女子生徒、見物客などで一杯になりました。

櫛田入りの時間が近付いてくると、表・見送りでそれぞれ円陣を作り、先生が檄を飛ばします。子供たちも大きな声で応え、気合を高めていきます。

そして櫛田入り一本目・・・!

27秒台の好タイムに桟敷席から拍手が巻き起こります。

2回目の組は、1回目の組に負けない様、さらに大きな声で気合を高めていきます。

タイムは27秒台。子供たちから歓声が上がるも、これまでの最高記録は去年打ち出した23秒台。その記録を破るべく3組目に託します。

最後は全員で円陣を組み、最終チャレンジに向けて気合を高めていきます。

タイムは・・・25秒台! 本日の最高タイムが最後で出て、タイムが発表された瞬間、タイムが聞こえないぐらい大きな歓声が上がりました。

これで博多小の櫛田入りが全部終了。RKB子供山笠教室に参加している子供たちの山笠体験のため、子供山笠は冷泉公園横まで持って行くのですが、博多小のPTAに参加している櫛田神社の権禰宜である髙山定史さんが、その道中の台上がりを行いました。櫛田神社関係者の締め込み姿は実に珍しい光景です。

RKB子供山笠教室の参加者も合流して、子供山笠の流舁きが再び始まります。冷泉消防団から大量の水がプレゼント。勢い水というよりもスコールに近い大量の水が子供達に降り注ぎ、子供たちがはしゃぎまわります。

RKB子供山笠教室の参加者が台上がりした子供山笠が、再び博多の町を走り始めました。河原さんから教わった事を受け継ぎ繋いでいく思いを「オイサ」の元気な声に込めて、博多の町を舁き回りました。

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