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中洲流が棒締めと試し舁きを行いました

思い出したように強い雨が降る博多の町。梅雨の最後の一雨という感じでしょうか。

心配されていた水不足も、本日の午前中の段階で貯水率が96.6%と一安心です。

そんな雨の中でも、山笠の準備は進められており、櫛田神社の桟敷席建設は能舞台側の建築に。境内側も柵や手すり、ネットなどが付けられていました。

境内には、祇園饅頭の販売用テントが用意され、いよいよ6月も終わり!という感じになってきました。

明治通りの沿道では、恒例の山笠提燈が取り付ける作業が本日より始まり、強い雨に打たれながら作業の方が一つ一つ提燈を取り付けてました。

午後4時半頃は土居通りに提燈を付ける作業に入っていました。

二番山笠・中洲流は本日午前9時より棒締めを行い、午前11時前に棒締めの作業を終えました。出来上がったばかりの山笠台を、中洲大通りに据えます。小雨の中、試し舁きを行います。

いよいよ一年ぶりに中洲流の山笠台が動きます。今村総務は御神酒をぐいっと一口含み、試し舁きの前の無事を祈願しました。

「今から試し舁きを始めます」と、手一本が入れられると、「ィヤーッ!」と山笠台が持ち上がり、雨が降りつづく中一直線に駆け抜けていきました。

試し舁きは、棒締めを終えた山笠台の具合を確認する行事であるため、走る距離はとても短く、中洲流は山小屋がある場所の道路を一巡りするのみ。しかし、短いながらも勢いを殺さず一気に駆け抜けます。

舁き出し場所まで戻ってきた山笠台は据えられると、手一本が入れられ、参加者は無事山笠台が完成した事を喜び合いました。

そのほか、各流や各飾り山笠では山小屋建設や飾り付けの準備が進んでいます。

一番山笠・東流は、6月23日(月)に、大雨の中、舁き山笠を納める山小屋の建設を行いました。

昨日6月24日(火)は、山小屋建設に続いて、飾り山笠の矢切(骨組み)を立てる作業を行いました。土曜日に出来上がった山笠台を倉庫から運び出し、山大工らが矢切を山笠台の上に取り付けました。

キャナルシティ博多やソラリアでも、棒締めや矢切立てなどが行われ飾り山笠の飾付けの準備は万端のようです。

渡辺通一丁目では、雨の中一足早く飾り付けを始めました。昨日は雨の中での棒洗い、そして本日は雨の中での人形飾り付け開始と、雨尽くしだったたようです。

そして、明日6月26日は、7月12日・15日に行われる追い山笠馴らしと追い山笠の桟敷席券販売の日です。天気予報をみると、本日夕方から日が変わるまで雨が降る予報が出ており、桟敷席券を徹夜で待つ人にとっては我慢の一夜になりそうです。

午前8時半の段階では、櫛田神社内にはあ席・い席を狙っている人らしき姿がちらほらと見られましたが、まだ櫛田会館や社務所前にはまだ順番待ち用のイスが並べられてないので、まだ様子見という感じでしょうか。こちらは例年だと午後から並べられる予定です。

午後4時半の段階で見に行ったところ、櫛田会館前・社務所前にイスが並べられており、早くもあ席が完売となっていました。

午後7時頃のぞいてみたら、あ席は完売、い席は80%埋まっており、お席は10%ほど。う席とえ席は100%開いていました。

追い山笠馴らしの販売となる境内側は、あ席待ちの人が数人いる珍しい展開に。ただ、こちらは屋根がない分、雨が止むであろう翌朝から動くものと思われます。

今年の前日状況では、やはり現在も降っている雨が大きな影響を与えており、列が大きく形成されてくるのは翌朝からではないか?と見ております。

桟敷席券は26日の午前9時から販売となり、7/15は一枚7000円(一枚限り)、7/13は一枚3000円(二枚まで)となっています。

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