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西流が小屋入りを行いました & 天神一丁目が「20回目」の棒締めを行いました

ここ最近強い日差しが降り注ぐ毎日が続いており、二週間予報も晴れマークがずっと続いてた事から「もしかしたら梅雨、もう空けたんじゃない?」「この調子だと水不足になるんじゃないか?」と言われていましたが、どうもこの晴れ間は梅雨の中休みだったようで、本日の週間予報では大きく予報が変わり7月に入るまでぐずついた天気になると予想されています。夏は山笠と共にやってくるのか、それとも山笠が終ると共にやってくるのか、気になるところです。

櫛田神社の清道では桟敷席の建設が続いていますが、本日午前中に清道旗の支柱が建てられました。

清道旗は、旗を立てる場所に玉垣(砂を詰めた俵)を積んで土台が作られます。今日は午前9時頃から、櫛田神社の氏子の方々が蒸し暑い中、砂を詰めた重い俵を一つ一つ積んで細縄を掛けて崩れないようにしながら、清道が倒れない堅牢な土台を作り上げました。

山門には「祇園大祭」と書かれた雪洞が立てかけられ、神庫の二階、三階にはパイプ椅子が並べられており、祭の雰囲気が高まってきました。

6月下旬に入って各流の準備も活発になりました。一番山笠・東流は飾り山笠の棒締めを、午前9時からビジネスセンタービルの倉庫にて行いました。

男達は山笠台を据えると、舁き棒を「棒ぐり」と呼ばれる棒を固定する半円状の穴に通し、舁き棒の鼻先をきれいに揃えます。そして棒締めの際にずれないように固定する木を渡して縄で縛ると、手際よく縄を掛けていきます。

「棒締めたっ!」と掛け声が掛かると、男達は縄を木槌で叩いて空気を抜きながら「棒締めた、棒締めたー」と合いの手を入れながら縄が締め上げていきます。

棒を固定する縄は、「おやし棒」と呼ばれる棒に縛りつけ、てこの原理で山笠台と棒を力いっぱい締め上げていくため、縄はギリギリという音をたてながら締め上げていきます。

倉庫から響く木槌の音と、ギリギリという音。そして「棒締めた」の掛け声。飾り山笠の山笠台が男達の手によって完成していきました。

東流は週明けから飾り山笠の矢切(骨組み)と山小屋建設を開始。来週末から飾り付けを行います。

四番山笠・千代流は、本日午前11時より棒洗いを行いました。

舁き棒を博多ふ頭にある櫛田神社浜宮の境内に並べると、まず櫛田神社の神職からお祓いを受けます。神職は舁き棒とバケツや縄を束ねたタワシなどの道具、そして参加者を祓い清めます。

お祓いを受けた後に、博多湾の海水を汲み上げにいきます。

汲み上げた海水は他のバケツに小分けして、6本の舁き棒に注いでいきます。

海水を掛けて舁き棒を洗ったら、最後は真水を掛けてすすぎました。

舁き棒を洗い終わったら表と見送りの鼻冠にお祓いをした御神酒を注いで清めました。

最後に古田信芳総務が玉串を奉納し、無事奉納を祈願しました。千代流は明日22日(日)に棒締めを行う予定です。

三番山笠・西流は午前7時より棒洗いを行いました。

舁き棒が櫛田神社浜宮に到着すると、境内に舁き棒を運び入れつつ、博多湾の海水を汲み上げます。「今年は誰が飛びこんで汲み上げてくるの?」というジョークに笑いが上がります。

まずは、先ほど汲み上げたばかりの海水を舁き棒に掛けて最初に舁き棒の埃や汚れを落としていきます。

きれいに舁き棒を洗いあげると、最後に町の先輩方がタワシを手にして念入りに棒を洗い上げていきます。

きれいに舁き棒を洗いあげたら、神事を開始します。

櫛田神社の神職が参加者ときれいになった舁き棒を祓い清め、祭壇で祓い清めた御神酒を鼻冠に注いで舁き棒を浄めました。

最後に真水をざぶっと掛け、西流は棒洗いを終えました。

神事後は、次にやって来る川端中央街のため掃除をきれいに行って、山小屋の場所まで舁き棒を持って帰りました。

今年の西流の山小屋の場所は、櫛田神社の対面側にある「博多町家ふるさと館」の前になります。ふるさと館の前には先程洗い清めた舁き棒の他、山笠に使う道具や山笠台の部材がきれいに並べられ、神事の準備が行われていました。

若手の方が舁き棒の鼻冠を磨き上げていました。顔も映るぐらいピカピカに磨き上げられ「こんなにピカピカの鼻冠は見たことがないな」と語る人も。

並べられた道具の中に、アクションカム(GoPro)が。今年舁き山笠に実装するらしく「舁き山笠に乗せるなら、これも一緒に祓わないと」という事で並べたとの事。もしかしたら小屋入り神事史上初めてデジタルガジェットがこの場に並んだのではないでしょうか。

午前10時、西流の小屋入り神事が始まりました。

櫛田神社の神職が、祭壇と神事参加者を祓い清めたあと祝詞を奏上。山笠作りの無事を神に祈りを捧げます。粛々と進む神事の横を、インバウンドの旅行者の一群が不思議そうに見ながら通り過ぎていく光景が見られました。

浄め払い儀では、山小屋が建つ場所の四隅をお祓いし、山小屋が建つ場所に並べられた道具も祓い清めます。

最後に細川克哉総務が玉串を奉納し、今年の山笠の無事奉納を参加者全員で祈願しました。

ちょうど西流が小屋入りの神事を始める前、対岸側の櫛田神社に十六番山笠・天神一丁目が到着。午前10時半から行う棒洗い神事のため、神社に預けていた舁き棒を借り受けるため、参加者全員で参拝にきたところです。

参拝後、舁き棒をトラックに積み込んで櫛田神社浜宮へ。午前10時半から櫛田神社浜宮で棒洗い神事を行いました。

棒洗いが終わった後は、山小屋にて棒締めを行うため、洗い終わった舁き棒から水気をふき取り、再びトラックに積み込み一路山小屋へ。

小屋に戻ると、早速棒締めを開始。山小屋が建っている博多大丸とエルガーラの間にあるアーケード「パサージュ広場」に、「棒締めた」の掛け声と木槌の音がこだまします。

天神一丁目では、右肩・左肩の棒締めで人員交代を行うようにしており、その交代する場所も誰がどの作業を行うのかも決めているとの事。大江史治総務は「みんなに参加意識をもってもらいたいので、交代して山笠作りに携わってもらうようにしています」と話してくれました。

山笠台が出来上がると、総務らが山笠台に上がります。

そしてゆっくり山笠台を持ち上げ、歩くスピードで「オイサ!」の掛け声を掛けながら国大道路側まで山笠台を舁きます。突然始まった「オイサ」に、買い物客らは拍手をしたり、カメラを向けたりしました。

「ほら、写真に写るからみんないい顔して」と大江総務が笑いながらポーズ。国体道路側で引き回した後、再び山小屋まで舁き戻りました。

手一本を入れた後、山小屋に格納して天神一丁目の棒締めは無事終了。「試し舁き”ぽい”ことですけどね」と笑って説明されましたが、飾り山笠でも試し舁きを行う事で「山笠に参加している」という参加意識が強まる事、間違いなしです。

出来上がった山笠台を山小屋に戻し、天神一丁目の棒締めは無事終了しました。

天神一丁目は飾り山笠を奉納するようになって、今年で20回目になります。山笠初参加は2005年(平成17年)。初めての飾り山笠は、表が「義経颯爽鵯越誉」(人形師・中村信喬師)、 見送りが 「美の国日本」(井上和彦師)でした。 以来毎年奉納を行って見物客を楽しませ今年で20回目を迎えました。その節目の飾り山笠を記念して、パサージュ広場にはこの20回の飾り山笠の写真パネルも展示されています。山笠開幕まであと11日。7月1日の飾り山笠一般公開が楽しみです。

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