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東流が地鎮祭を執り行いました & 準備期間最後の山笠総会が開催されました

梅雨が明けたような青空の朝を迎えた本日6月20日(金)、今年の一番山笠を務める東流が早朝より地鎮祭の神事を執り行いました。午前6時過ぎから当番法被に身を包んだ東流の男達が神事の準備を行います。

櫛田神社の神職が到着すると、神事に必要な祭壇の用意。笹竹を立て神聖な神域を作ると、神職が神饌を並べていきます。その後、神事の確認を男たちと行います。

準備が進む中、神事に参加する男達が次々とやってきます。

午前7時近くになってくると、通勤する人なども増えてきます。法被姿の男たちの姿に少々驚きつつ、通行していきます。

神事が行われる風景を見つめる梅津総務。いよいよ本格的に東流の奉納の準備が始まります。

午前7時、涼やかな風が吹く中、神事が始まりました。

櫛田神社の神職が大幣を振って祭壇を祓った後、総務を始めとした参加者を祓い清めます。

祝詞奏上では、この地に建つ飾り山笠が無事建設されるよう、土地神にその願いを祈願します。

そして、山小屋が建つ場所の四隅を神職が大幣で祓ってこの土地を神格化。浄めの塩を撒いて無事安全に山小屋が建ち舁き山笠が立つのを祈願しました。

最後に梅津総務が玉串を奉納し、青空が広がる気持ちい朝の空のもと、一番山笠としての無事奉納を祈願しました。

流の行事以外にも祭りの準備が行われています。山笠が走る道路の歩道の各所では、植木の剪定作業が行われています。

櫛田神社には7月5日・6日と行われるRKB子供山笠教室の告知の看板が立ち、北門には山笠の清道周辺には欠かせない玉垣(砂を詰めた俵)が準備されていました。

内装のリニューアル工事を行っていた櫛田神社敷地内にある博多歴史館も6月19日(木)よりリニューアルオープン。オープン記念として博多祇園山笠展が開催されており、エントランスには各流の記念手拭や記念扇子が勢ぞろいしており、山笠を盛り上げています。

桟敷席建設も、建設中だったう席とえ席に座席が取り付けられ、いよいよ能舞台側の桟敷席建設に着手していました。

また、本日午後3時からは祭直前の最後の山笠総会が行われました。

7月を間近に迎えた総会という事で、来賓として筥崎宮の田村邦明宮司、東長寺の藤田紫雲住職、承天寺の神保至雲老師という山笠には縁が深い寺社の宮司・住職が出席しました。

筥崎宮の田村宮司は「暑い夏を乗り切るには皆様の元気が一番で、その元気は博多の象徴です。山笠は3、2、1、ヤー!と力強く発進されますが、その力がないと祭りは始まりません。盛大に祭りが行われる事を祈念します。」、東長寺の藤田住職は「『有難い』という言葉は『有る』ことが『難しい』と事が語源になっています。いつものように山笠の季節が来ることは神仏のご加護だったり天地の恵みの産物であることを肝に銘じ、この有難さを噛みしめてぐっと腹の帯を締め直して、祭を無事故で過ごしていただけたら。」、承天寺の神保老師は「地域と人々が結びつくのが祭りです。この祭りは単なる行事じゃなくて地域の貢献と人々の絆、誇りが乗っかっています。さらには次世代への希望もあります。それぞれの代で知恵を絞り受け継がれてきております。どうか今年も盛大に博多の街が元気になるように盛り上げていっていただきたいと思います。」と、挨拶を行いました

総会の議題では、7月直前とあって7月に入ってからの各行事の細かい確認が各流に伝達されました。また博多祇園山笠一般参加者募集についても、6月21日の夕方前ごろから、博多祇園山笠振興会公式サイトにて本年度の募集を開始する事が発表されました。

この日の議題については各流異論はなく、最後に博多手一本が入れられ内容が全て承認されました。いよいよ6月も下旬。

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