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東流が舁き山の御神入れを行い、舁き山に抗菌作業を施しました

週明けの本日7月4日(月)の午前七時より、四番山笠東流が舁き山の御神入れ神事を行いました。東流は昨日棒洗いと棒締めを行った後、午後より飾り付けを行い、本日の神事を迎えました。

今年の標題は、歌舞伎の勧進帳からの一幕より白水英明人形師が制作した渾是胆安宅之忍(すべてこれたんあたかのにん)」です。

早朝午前6時頃から東流の関係者が集まり神事に参加。感染予防対策として、例年より人数を大幅に減らしての神事斎行となりました。

祝詞奏上の後、舁き山の表と見送り側が清め祓われ、神が山笠に込められます。

最後に玉串が捧げられ、御神入れの神事は無事終了。あとは「動の山笠」と呼ばれる7月10日からの流舁きを待つばかりとなりました。

また、今年の舁き山と上川端通の飾り山には感染拡大予防対策の一環として台幕と舁き棒に抗菌処理が行われており、東名がrでは昨日7月3日(日)の夕方、業者による抗菌作業が行われました。

今回使用されているのは、無光触媒と呼ばれるもので、空気中に含まれる水分子を取り込む酸化還元作用により触媒反応を起こすと考えられており、暗い室内でも消臭・抗菌・抗ウイルスなど様々な効果を発揮。しかも持続性があるという事で、今回の抗菌作業に採用されております。
東流では、2日に幕に、3日は舁き棒にと二日間に分けて作業を行い、昨日は作業員がエアブラシ状の機材を使って丹念に舁き棒全体に無光触媒を吹き付け、舁き棒に抗菌処理を施しました。

抗菌処理を終えた山笠は、山小屋に抗菌処理済みのシールが貼られました。この抗菌処理は、七流と上川端通の8基の山笠全てに行われる予定です。