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東流が御神入れを行いました & 新天町子供山笠2日目の様子

本日7月8日(月)の午前7時より、東流が舁き山の御神入れ神事を執り行いました。まだ呉服町交差点は通勤の人が多くない時間帯で、早朝6時過ぎより東流の関係者が雪駄の音を響かせて山小屋に集まってきます。

午前7時、御神入れの神事が始まりました。

櫛田神社の神職は参加者を祓い、祝詞を奏上します。

そして、昨日完成した今年の山笠を祓い清め、神を込めます。これにより山笠は御神体の山笠へと変わりました。

空が明るくなっていく中、関係者は玉串を捧げ拝礼し、山笠の無事奉納を祈願し、神事は無事終了しました。

新天町子供山笠2日目の様子

週末の7月6日(土)7日(日)の2日にかけて、新天町では毎年恒例の子供山笠が天神の町を元気に舁き回りました。昨日は2日目最終日の子供山笠。たくさんの人出でにぎわう天神の町に、子供たちの元気のいい「オイサ!」の声と、子供たちを鼓舞する勢水がたくさん飛びかいました。

舁き出し時間は午後3時。子供山笠は飾り山の横に据えられます。その光景や我が子の姿を一目見ようと、たくさんの見物客やカメラやビデオを持った親御さんの姿で、辺りはごった返しています。

舁き出し時間が近づいてくると、参加する子供たちが手打ちにやってきて、かわいい手一本を入れていきました。

道には地面をすった際に山笠の足が滑りやすいようにたっぷり水がまかれていきます。

午後3時、新天町の顔ともいえるカラクリ式の大時計メルヘンチャイムが「アビニヨンの橋で」を奏で始めます。オルゴールの音が鳴り響く中、舁き出しの緊張感が高まっていきます。曲も終わりに近づき、カーン!カーン・・・と最後の鐘が鳴り終わり余韻が続く中、「3! 2! 1!」と棒鼻が叩かれ、鬨の声と共に新天町子供山笠2日目が始まりました。

道の脇にはたくさんの水バケツが用意されており、勢水が次々と子供たちに掛けられていきます。その度に子供たちからは驚喜に満ちた歓声があがり辺りは大騒ぎです。もちろん表側だけでなく、見送り側にも見事なバケツ操作でたっぷりと水が飛び交っていきます。

西鉄電車の改札口に繋がるソラリアステージの通路は、今年も水浸しに。感性と応援の中、子供たちが山笠を前へ前へと走らせていきます。

子供山笠はソラリアステージを抜けて、きらめき通りを横断し、ソラリアプラザ前に舁き入れ、ソラリアプラザを表敬。手一本が入れられました。

そして、今泉公園通りを横断し、今度は岩田屋を表敬。その後も、子供山笠は元気に天神の町を舁き回り、山舁きをたっぷり楽しみました。