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大雨の中、千代流 子供山笠が初日の山舁きを行いました

台風が過ぎ去ったと思ったら、大雨。激しい雨を降らせている活発な雨雲が九州北部を多い、本日7月6日(金)は強い雨が降り続ける一日となりました。

道々に掛けられた注連縄もたっぷり雨を含み、重く垂れ下がっています。

博多部をながれる御笠川も普段では見られないような恐ろしい水位に。現在も降り続いているため予断は許されません。(17時10分、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発表されました。大雨特別警報が発表されるのは、去年の九州北部豪雨以来です。)

せめて普通の雨であれば、本日は博多小学校と千代流の子供山笠が行われるスケジュールでした。博多小学校は午前中の時点で中止となりましたが、千代流は予定通り子供山笠を行いました。

午後4時前、子供山が渡り廊下から山留めの校門に大人の手によって移動され据えられました。すでにこの時点で全員びしょぬれという強い雨なのですが、みんなにこやかな顔で舁き出しの時を待っています。道には勢水が入ったバケツが用意されているところは、さすが博多祇園山笠です。

午後4時、台上がりの子供が祝いめでたを謳い上げた後、「3! 2! 1!」の合図で「ィヤアア!」の鬨の声。2018年最初の千代流 子供山笠がスタートしました。

雨の中、子供たちの「オイサ!」の声と共に山笠が学校周辺の道路を駆け抜けていきます。もちろん雨だからといって勢水は手加減なし。たっぷり舁き手の子供たちにかけられます。

前走りを務める低学年の子供も雨の中を元気に山笠を先導し、雨を吹き飛ばすように山笠が走り抜けていきました。