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八番山笠 上川端通が飾り付けを行いました

山笠開幕直前ウィークに突入し、この一週間は山笠の飾り付け作業が各所で行われる一週間となります。その先陣を切って、本日6月25日(月)八番山笠 上川端通が飾り付けを行いました。

朝7時。人形師と山大工は早朝から集まり、通勤する人の姿もまだ少ない上川端商店街に立つ上川端通の山笠台の前後に飾り付けられる飾りを並べ、飾り付け作業の準備を行っていました。

田中人形師が、精魂込めて作り上げた人形一つ一つをチェックし、刀を持たせたりするなどの細かい作業を入れていきます。

午前8時、作業開始の挨拶を行ったあと、まずは田中人形師自身が矢切の天辺に登っていきます。まずは八番山の特徴である三段に伸縮する天辺の部分への飾り付けです。伸縮する際に飾りが引っかからないかなどの調整を踏まえ、人形師自身が飾りを取り付けるようです。

伸縮矢切は八番山の命。見送り側では、チェーンブロックのチェーンを引っ張り、伸縮する天辺を伸ばしていき、飾りと可動部分のチェックを行い、矢切の下からはバランスや引っ掛かり具合・天辺の出方などををチェックします。

田中人形師も矢切から降りてチェックを入れます。

いよいよ人形の飾り付けがスタート。まず天辺に飾り付ける人形と船が引き上げられていきます。田中人形師は上を見上げながら、飾りつけの指示を上にいる山大工に指示を出して飾り付けの位置を決めていきます。

午後3時頃には、表の飾り付けはかなり進んでおり、次第に姿を現す飾り山の華麗な飾りに上川端商店街を歩く買い物客や観光客は思わず写真に収めていました。上川端通の飾り付けは明日まで行われ、明日からは天神一丁目の飾り付けがスタート。今週一週間で一気に飾り山の飾り付けが行われていきます。