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NewsFlash!~台風3号温帯低気圧へ、台風一過の博多の様子 & ユネスコ登録記念「大黒飴」が発売中

7月2日、気象庁は沖縄の南海上で台風3号が発生。その台風3号は4日午前中に九州に上陸し、本日7月5日午前中に温帯低気圧へと変わりました。
台風と山笠といえば、2014年に強い勢力を持った台風8号が上陸した際、危険回避のため飾り山を解いたという事があり、山笠期間に入ったばかりの博多では台風の情報に不安と緊張が走りましたが、山笠への大きな影響はなく博多の人たちは胸をなでおろしました。

台風上陸が予想される7月4日午前を前に、7月3日夜から各流では台風対策に追われました。
新天町ではアーケード入り口近くに据えてある子供山笠を飾り山のある場所まで移動していました。

各飾り山も網を掛けたり、飾りが吹き落ちないような対策が行われました。

各町の詰所も台風対策。詰所のテントを畳んだり、芳名板に付けた芳名が飛ばないようになどと対策がとられました。

台風が九州に上陸した7月4日(火)は強く雨が降ったものの午後には落ち着き、14時過ぎには晴れ間が見える天気となりました。

台風が温帯低気圧に変わった7月5日(水)。山小屋を立てていた各流では台風によってスケジュールが遅れた分を取り戻すべく、朝早くから山小屋建設が行わわれています。
恵比須流の山小屋は前日まで作られていた骨組みに屋根、壁をつける作業に取り掛かっていました。

土居流は本日より山小屋の建設が本格的にスタート。今年は歩道に山小屋が建つので、歩道と道路の段差を板で平行にして山小屋建設が行われます。

博多小裏に建てられる西流の山小屋も建設再開。台風の影響を受けないよう避けていた山小屋の建材を準備していました。

大黒流は山小屋は7月1日を迎える前に建設終了しており、舁き山の飾り付けも終了。御神入れ神事の時を待ちます。

石村萬盛堂さんより、ユネスコ登録を記念した本店限定販売「大黒飴」が好評販売中!

今年創業112年を迎える石村萬盛堂本店(福岡市博多区須崎町)では、博多祇園山笠のユネスコ登録をお祝いし、開催期間に合わせ、本店だけで購入できる限定のコラボレーション商品「大黒飴」(700円)の販売を開始。各所で話題になっています。

この「大黒飴」は、博多が誇る人形師、中村人形三代目中村信喬人形師、四代目中村弘峰人形師に特別企画を依頼。
パッケージの絵は中村信喬人形師が手掛け、しかもそのパッケージの中には、ミニチュアの博多人形で作った幸運を運ぶ「大黒天」が約20箱に忍ばせてあります。しかも、その20箱のうち1体は特別彩色されたスペシャル大黒天です。
本店限定・数量限定・期間限定の新名物、山笠見物の際にはぜひ石村萬盛堂さんで大黒飴を購入して、大黒様を引く運試しをしてみてはいかがでしょうか?
発売期間は7月1日(木)~15日(土)まで。追い山当日は午前4時より開店します。

大黒飴のほかにも、石村萬盛堂さんは、本店限定で中村信喬人形師が描き下ろした「キャリーバッグ」や、山笠期間のみ販売される「祇園饅頭」の店頭発売、2017年版特別山笠パッケージの銘菓「鶴乃子」の販売も行っています。

また、明日7月6日(木)18時~19時に、「これが山笠たい!-山笠をもっと知っていただくためのお話会-」を石村萬盛堂本店喫茶コーナーにて開催。山笠の裏話やとっておきの情報が聞けるかも?! お話の後は、お茶と一緒に祇園饅頭を頂けます。ご参加希望の方は石村萬盛堂さんの本店までお尋ねください。