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払暁の空の下、朝山笠が行われました

※2026年は、10日の流舁きは中洲流・西流・土居流、恵比須流を重点的にレポート、千代流、大黒流、東流は11日の朝山・他流舁きで重点的にレポートしております。何卒ご了承ください。

流舁きが終って約半日後。まだまだ寝静まった夜明け前の博多の町に、再び舁き山笠が祓い清めて回ります。令和八年度『朝山笠』の開始です。まだまだ昨日の流舁きの疲れが取れぬだろう午前4時前から、各流は朝山笠の準備を始めました。

台幕や左巻、台旗(しなえ)を緋色から紺色の物へ変え、据え山から舁くための山笠に切り替えます。

山小屋の外に出した舁き山笠の山笠台にたっぷり水をかけ膨張させてぎっちり締め上げていきます。

午前4時半、東流の手打ちが始まります。各町がオッショイオッショイと夜のとばりに声を上げ、参加の挨拶を行います。

大黒流も午前5時舁き出し。舁き出しまであと30分。大黒流も手打ちが始まります。

手打ちが終ると、川端中央街の飾り山笠は、台足に車輪を履かせて朝山の舁き回りに邪魔にならないところまで移動させられました。

刻一刻と舁き出し時間が迫ってきます。アーケード内に、男達のワクワクソワソワ感が満ちていきます。

朝山笠は別名「祝儀山」。大黒流は山笠の杉壁の内側に子供たちを乗せて舁き回ります。子供達は唯一大人の山笠に乗れるチャンスです。

午前5時、鬨の声を上げて、大黒流が一気に駆けていきます。まずはアーケードの端まで走り角を曲がって旧町の辻で引き回された後、再び戻ってきて山小屋を通過して明治通りに飛び出します。

博多リバレインの飾り山笠横を通過。舁き山笠・飾り山笠が競演する数少ないタイミングです。

昭和通りから須崎の廻り止めの下を通過して海側の地区に入ります。

午前5時半になると太陽が顔を出し明るくなっていきます。夜明けの博多の町を大黒流の舁き山笠が舁き回りました。

午前6時からは千代流が舁き出します。午前5時前から準備を始めた千代流、各町が手打ちを行っていきます。

午前6時近くになると太陽も上がり、気持ちいいぐらいの青い空が広がりました。

山笠が始まると、舁き山笠を舁ける日数のは僅か5~6日。数少ない山舁きの機会に、先輩が山舁きの大事なポイントなどを説明する光景が見られました。

午前6時、祝いめでたを唱和した後、舁き出した千代流。一気に山小屋の地区の角を曲がり予定のコースを舁き回ります。

舁き山笠の走りを見届ける総務の姿がありました。

朝山の予定コースを走り切った舁き山笠は、山小屋まで戻ってきます。

舁き出し前、「久しぶりに上がりましたな」と笑顔だった台上がりの方々。最後は舁き手の人達に「ありがとう」「ありがとう」と感謝の言葉を述べていました。

午前5時に舁き出した東流は、各町毎に子供を台上がりさせながら、流の地域を舁き回ります。

うるさく鳴くセミの声の中、舁き山笠は上浜口町へ。東流の独自行事「子供台上がり」が行われます。

子供台上がりの時は、ベテランも若手も関係なく棒に付けるお祝いの山舁きです。舁き棒に肩を入れ、一気に公園の反対側にある子供を祀った神社「万四郎神社」まで子供台上がりで舁き山笠を運びます。

午前七時過ぎになり朝山笠もいよいよ終わり。昇り切った太陽の日差しを浴びながら、舁き手達は力を振り絞って山小屋まで舁き山笠を走らせます。

すっかり日が昇った博多の町。オイサの声が響き渡りった朝山笠は無事終了しました。

しかし、本日7月11日は一日に二回山舁きがある特別な日。夕方には、四流が参加する『他流舁き』が行われます。