山笠が終わって一ヶ月。お盆も終わり平穏を取り戻した博多の町は夏の賑わいが続いていますが、8月25日(日)より上川端商店街の熊本銀行ショーウインドウにて、上川端商店街主催「令和六年度博多祇園山笠フォトコンテスト」の入賞作品の展示が始まりました。
今年は合計75名より235作品の応募があったとのこと。その中から23点の作品が入選作品として選ばれました。
金賞は松永拓也さんの「臨場一体」。銀賞には東鶴昌一さんの「廻り止めが見えた」、石村國男さんの「ガンダム櫛田入り」が選ばれました。
三賞以外にも、各企業による部門賞が設立され13名の方が各部門賞を受賞しました。
8月25日の午後2時からは、入賞作品が展示されている熊本銀行前で表彰式が行われました。
この日は厳しい日差しの一日でしたが、午前中激しい雨が降った事により湿度が上昇。商店街内も少々蒸し暑さを感じる気温になったため、上川端商店街から出席者に山笠の団扇がプレゼント。出席者は団扇をあおいで涼を取りながら、山笠の時期を思い出したかもしれません。
授賞式では正木理事長のあいさつに続いて、入賞者に上川端商店街振興組合から賞状と賞品が手渡されました。中には想定外に大きい商品が手渡され、笑いが起こる一幕も。
最後に金賞を受賞した松永拓也さんの代役で出席したお父さんが挨拶。「一緒に桟敷席で撮影し、同じ時間、同じ被写体、同じアングルで撮影したのに息子の写真の方が選ばれた。私は念願の手拭を頂けて嬉しいです。」とコメントし笑いを誘いました。
授賞式後は、展示された入賞作品にしばし見入っていました。
入賞作品については、上川端商店街オフィシャルサイト「フォトコンテスト結果発表!」のコーナーでも見る事が出来ます。
また、残念ながら入賞まで届かなかった応募された全作品も展示が行われています。展示されている場所は、川端ぜんざい広場、熊本銀行内、福岡中央銀行内となっていますので、写真を見て今年の山笠を思い返すひと時を過ごしてみるのもいかがでしょうか。(※福岡中央銀行、熊本銀行は土日・祝日は営業時間外のため見る事が出来ません。)