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東流が山小屋地鎮祭を、博多駅商店連合会が小屋入りを執り行いました

本日6月22日(火)、七流で唯一飾り山を奉納する四番山笠 東流が、飾り山を立てる呉服町ビジネスセンタービルにて山小屋地鎮祭を執り行いました。

午前6時の早朝から長法被に身を包んだ参加者が集まり準備を行います。昨日21日に非常事態宣言が解除されたとはいえ、まん延防止等重点措置の状況下に置かれている福岡市。新型肺炎拡散防止のため参加者は役員の他、若手の一部のみの人数を制限しての催行です。参加者にはマスクの着用が義務付けられており、催行前には参加者の検温が行われました。

午前7時、地鎮祭の神事が始まりました。
祭壇の先には、飾り山を立てる場所をテープで囲った目印が貼られています。

櫛田神社の神職が、祭壇と参加者を祓い、祝詞を上げます。

浄め祓いの儀では、飾り山が建つ場所の各四隅を、神職が大幣を振り塩をまいて祓い清めて回り、飾り山の無事建設を祈願します。

最後に玉串を捧げ、無事奉納を祈願し、地鎮祭の神事は無事終了。飾り山奉納に向けて、東流が動き出しました。

十四番山笠 博多駅商店連合会

十四番山笠 博多駅商店連合会が、本日11時より小屋入りの神事を行いました。
昨日21日(月)は、完成した山小屋に飾り山の骨組みとなる矢切が作られ、山大工が山笠台に「八文字(やつもじ)」や「火打」などの縄掛けを行い、山笠台に命を吹き込みました。

「八文字(やつもじ)」や「火打」は山笠台にかかる衝撃を和らげる役目を担っており、重くそして激しく動く山笠にとってはこの縄掛けは大変重要な作業で、この八文字縄を現場で掛ける風景が見られることは珍しい光景です。

そして、本日9時半より櫛田神社浜宮で棒洗いを行った博多駅商店連合会は、午前11時より山小屋の前で小屋入りの神事を執り行いました。

午後からは、山笠台へ荒縄だけで舁き棒を取り付ける「棒締め」を行い、来週に予定している飾り付けに向けて準備を行いました。