本日6月24日、2016年度博多祇園山笠の飾り山が一般公開となりました。今年は明日から始まるライオンズクラブ国際大会に合せて、例年より一週間早い飾り山の公開です。
飾り山一般公開の日は、ここ数年は天候が落ち着く傾向があり、雨予報だった福岡地方も山笠の力で雨が降らない一般公開の日となりました。
午前8時より、渡辺通一丁目の飾り山と博多リバレインの飾り山が公開となりました。
上川端商店街には上川端通と川端中央街の飾り山がある場所。午後に入ると、午前中よりさらにたくさんの人で賑わっていました。
土・日・祝のみ営業している川端ぜんざい広場も今日は営業。多くの人が訪れていました。
ライオンズクラブ国際大会に参加する外国から来た人のために、上川端商店街では英語で書かれたポップやライオンズクラブ会員様限定のメニューなどが貼られており、国際色豊かな雰囲気がしていました。
川端ぜんざい広場では、ライオンズクラブ会員様先着200名様にうちわと折り紙をプレゼント。プレゼントされた女性は「Oh! Thank you!」と喜んでいました。
櫛田神社では、桟敷席の建設が進んでおり、座席を取り付ける作業が行われていました。
博多駅の飾り山も本日一般公開。訪れた人はその大きさにビックリ。「噂には聞いていたが、こんなにでかいとはなぁ!」と山小屋を見て感心する一団も。
横から見ると、どのように人形を突き出してるのか、この突き出し方で遠近感を出して迫力を出す工夫がされているかがよく分かります。
たくさんの人が訪れる博多駅、遠目から眺めたり、ばんこ(長椅子)に座って眺めたり、写真を撮ったりといろんな楽しみをする人の姿を目にしました。
飾り山の近くには、昨年のこの時期に来福し、飾り山前からファンサービスを行ったトム・クルーズ氏のパネルも置いてあります。
見送りは、TNCテレビ西日本の人気番組「華丸・大吉の何しようと?」が標題です。田中勇人形師が作り上げた華丸・大吉の姿に、twitterでも話題になっています。
本日夕方6時より、千代流の飾り山が建つパピヨン24の前で、千代流が飾り山の棒締めを行いました。
7時20分に棒締めが終わると、締め終わったばかりの山笠台を道路に運び、いよいよ試し舁き。今年初めての山舁きに舁き手は嬉しさを隠せません。
祝いめでたを謡いながら山笠台を前後に揺らしつつゆっくりと前進するのが千代流の舁き出しの特徴。謡い終わると同時に、鬨の声を上げて試し舁きが行われました。