本日7日6日、呉服町交差点沿いにある東流が山小屋前にて、舁山と飾山の御神入れ神事が執り行われました。
東流の舁山は昨日7月5日(日)に飾り付けが行われました。
午前9時から始まった飾り付け作業。白水人形工房で2ヶ月掛けて制作された舁山の人形がいよいよ到着です。人形にはビニールが被せられており、人形の魂でもある顔にはさらに紙が掛けられて見えることはありません。
その場の全員が見守る中、後郷総務が人形の顔に掛けられていた紙を外して初お披露目。今年は雅な「女山」の年ではありますが、華やか且つ力強い人形の出来映えに、感嘆の声と拍手が起きました。
誇らしげに満足そうに人形を見つめる東流の人たち。記念写真を撮影する人もたくさんいました。
舁山人形の完成を祝って乾杯をひとつ。この後、早速飾り付けに入りました。
そして、本日6日の午前7時、この舁山とすでに1日から公開されている飾山へ神様を入れる『御神入れ』の神事を執り行いました。飾山の前に舁山を据えての行事となります。天候はどんよりとした曇り空ではありましたが、凜とした空気の中行事が行われました。
浄め払いの儀で舁山と飾山の表、見送りが浄められた後、玉串を捧げて無事御神入れの神事が終了しました。
奉納目録が授与された後、舁山の飾りは呉服町ビジネスセンタービルの入り口に移動して一般公開されました。この舁山は、7月10日の流舁まで閑かに出番を待ちます。
天神地区の新天町商店街にて、今年も子供山笠が7月4日・5日の2日間に渡って行われました。午後3時、新天町の顔である大きなメルヘン時計のメロディが終わった5秒後に、飾山前から子供山が元気に舁き出しました。
子供山は新天町商店街の道路を始め、ソラリアステージの通路や岩田屋等を元気に舁き周ります。
昨日7月6日は天候にもまずまず恵まれ、子供達に勢水がバンバン飛ぶ1日に。出番を待っている子供達にお世話をする男衆が勢水を掛けるたびに子供達の明るい悲鳴が響き渡り、観客の笑みを誘いました。
新天町の子供山笠は、昭和45年に寿通の河原由明さんが自費で作ったのがはじまりで、今年で45年目の開催となります。
千代流の子供山笠は、7月5日(日)で3日目。最終日であるこの日は櫛田神社で櫛田入りを披露しました。完成したばかりの桟敷席に父母・関係者が座り、子供達が頑張って行う櫛田入りを応援しました。