昨日とは打って変わり、梅雨の中休みのような晴天に恵まれた本日6月28日。飾山の各所では飾り付け作業がピークを迎えています。
この日は、東流、中洲流、博多駅商店連合会、新天町などが飾り付けを開始。飾山飾り付け作業がピークを迎えています。
中洲流は本日より飾り付けがスタート。午前8時より飾り付け作業を開始しました。
今年の標題は、表が『合戦三方原(かっせんみかたがはら)』、人形師は三宅隆人形師。見送りは『決戦長篠城(けっせんながしのじょう)』、人形師は中村信喬人形師です。
午前10時半頃には表の人形は全て山に取り付けられました。中洲流の飾り付けは明日まで続く予定です。
昨日飾り付けを開始した博多リバレインは今日は2日目。
昨日中におよその飾り付けを行った博多リバレインの飾山は本日最後の詰めへ。見送りでは生野人形師と永野人形師が細かい飾りの飾り付けを行っていました。
表の方は飾り付けが終了しており、山大工が杉壁の準備をしていました。
「表・見送りもどちらも華やかでめでたいのでぜひ見に来てください」と池田総務は話していました。
大博通り沿いに立てられる東流の飾山は、午前8時より飾り付けが開始しました。
今年の標題は、表が『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』、見送りが『松囃子稚児舞楽(まつばやしちごぶがく)』で、共に室井聖太郎人形師の作品です。
山小屋前に飾りを並べ、次々と山に上げられていきます。
交通量が多い大博通り沿いなので、この飾り付けは注目度バツグン。巨大な山小屋と取り付けられている人形の華麗さに、熊本からやって来た高速バスの乗客が全員びっくりしたような目で窓から眺めている光景を目にしました。
博多駅の飾山の飾り付けも本日からスタート。
今年の標題は、表が『関ヶ原長政武勲の誉(せきがはらながまさぶくんのほまれ)』、人形師は生野四郎人形師、見送りは『サザエさん』、人形師は宗田智幸人形師です。
本日28日は、見送りからの飾り付けがスタートしました。
この日は午前8時前という早い時間から飾り付けがスタート。
そびえ立つ巨大な博多駅の素山に、お馴染みのキャラクターが次々と上げられて取り付けられていきます。
宗田人形師の前には、今年の下絵が。巨大な飾山のため、細かく数字も入れられた”設計図”としても機能する下絵です。これを元に宗田人形師は指示を出し、山大工が宗田人形師のイメージにあった形で取り付けていきます。
人気のサザエさんの人形とお休みの日だけあって、見物客も多数。子供達を連れて見に来る親御さんや、記念写真を撮る人たちで、飾り付けの場所は賑わっていました。