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博多祇園山笠用語辞典 YAMAKASA DICTIONARY

廻り止め(まわりどめ)

12日の追い山笠馴らし、15日の追い山笠に於ける山笠順路のゴール地点で「決勝点」とも呼ばれる。須崎町で掲示されている漢字表記は「廻り止」だが、追い山笠馴らしの幕では「廻り止め」となっており、どちらを使って問題ないようで、一般的には「廻り止め」が私用されている。。
過去の新聞を読んでみると、13日の集団山笠見せにおける往路終点も「廻り止め」と呼んでいたらしいが、現在はあまりそのように呼ばれていない。

廻り止めの場所は、12日の追い山笠馴らしと15日の追い山笠で異なっている。

12日の追い山笠馴らしは奈良屋町のマックスバリュエクスプレス奈良屋町店(福岡市博多区奈良屋町1番)の横。「廻り止め」と書かれた赤地の白抜き文字の幕が掲げられており、この幕の下に舁き山笠が到達するとタイム計測が行われる。計測されたタイムは廻り止め櫓に掲示される。
(※2019年まではこの場所は奈良屋ビルがあり、ビルの窓からタイムが掲示されていた)

15日の追い山笠は須崎町の石村萬盛堂本店前(福岡市博多区須崎町2丁目)が廻り止めとなっている。その昔は須崎問屋街の入り口でもあり、鉄製で「須崎問屋街」「廻り止」と書かれた門が常設されており、この門に舁き山笠が到達するとタイム計測が行われる。計測タイムは石村萬盛堂の2階特設桟敷に掲示される。

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