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九州国立博物館での飾り山笠展示が始まりました

今年も九州国立博物館(太宰府市)に、十六番山笠・天神一丁目の飾り山笠が登場しました。今年奉納を初めて20周年を迎えた天神一丁目でしたが、初めて奉納した2005年(平成17年)は九州国立博物館が開館した年。博物館での飾り山笠の展示はこの年から続いており、博物館と飾り山笠は無事二十歳を迎えた記念すべき展示となりました。

飾り山笠の横には、今年天神一丁目の山小屋前で飾っていた20年分の飾り山笠の写真のなかからいくつかピックアップ、貴重な昔の飾りの写真も合わせて展示されています。

この飾り山笠は、8月3日(日)に棒締めを行い、5日(火)、6日(水)と飾り付けを行って完成したものです。

表の標題は中村信喬人形師が手掛けた、元軍の外敵侵略に鎌倉武士が対抗した姿を描いた「大乱弘安役(たいらんこうあんのえき)」。

見送りの標題は白水英章人形師が手掛けた、お馴染みの昔話・桃太郎を題材に桃太郎と鬼が和平した世界を描いた「鬼ケ島(おにがしま)」です。

山笠期間には山小屋の中に収められていたこの飾り山笠、博物館では山小屋がなくなるので、装い新たに飾り山笠の横側にも飾りが飾られる”四面飾り”に。

そのため、表と横側の境目に飾りが移動するなど飾りの位置が変わったりするので、山笠期間と少し違う装いとなり、その違いを見つけるのもこの飾り山笠の楽しみ方です。

しかもかなりの至近距離から飾り山笠を見ることが出来るので、その違い探しや飾り付けの妙をたっぷり味わえます。
例えば波の組み合わせ方。迫力があるように見せるため、波を重ねて多層構造にし、角度をつけて飾り付け、迫りくるような波や水しぶきを表現しているのを間近で確認することが出来ます。

他にも見物客は飾り山笠を見上げてみる事になるので、それを考慮し、飾りは下向きに取り付けられています。その角度の考慮もを間近で確認することもできます。

九州国立博物館の飾り山笠のもう一つのポイントは、二階へ上る備え付けの階段の踊り場からも飾り山笠を今度は下に覗き込むように見ることもできます。

二引の旗とほぼ同じ高さから覗き込むと、下から仰ぎ見る角度を意識した下向きに飾られた人形や飾り、水の多層構造の角度や位置などがはっきりと確認することが出来ます。

九州国立博物館は開館20周年を記念した特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」を開催しており、多くの人々が観覧に訪れていました。

この特別展に国宝「太刀 名物 日光一文字」や国宝「刀 金象嵌銘 長谷部国重本阿(花押)/黒田筑前守 名物 圧切長谷部」などの名刀が展示されるという事で、九州国立博物館×刀剣乱舞がコラボ。エントランスには刀剣乱舞のキャラクターのパネルや書下ろしポスターが展示されており、刀ファンが記念写真を撮影していました。

また二階の物販コーナーでも、刀剣乱舞グッズが販売されるなど、刀剣ブーム根強し!という感じです。

また、1階エントランスでは、『高等学校 歴史フォーラム』の高校生が調査した各地の調査発表が展示されており、興味深い内容ばかりで目を引きました。

特別展を見に博物館を訪れた人は、エスカレーター前にそびえたつ飾り山笠を見上げ「大きいねえ」「すごいな」と感心しながらスマートフォンで写真に収める光景が数多くみられました。

この飾り山笠は29日に御神入れの神事が行われ、展示は来年2026年3月上旬頃までを予定されています。

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